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【Dプロレポート】自分史づくりワークショップ

こんばんは、C.schoolの関屋です。

12月14日、Dプロの特別回としてゲストティーチャーを招いた「自分史づくりワークショップ」という授業を行いました。

ゲストティーチャーとしてお越し頂いたのは、株式会社CINRAの山本梨央さん。求人情報メディア『CINRA.JOB』でインタビュー記事やコラム記事の編集を行い、WEBマンガの編集やイベントの企画なども様々に手掛けている方です。

C.schoolでは、生徒自らが自分なりに進学を志望する学校を見つけ(目標を発見し)、それ(目標)に向かってモチベーションを持って、自発的/自律的に学習に取り組んでいくことを大切にしています。

この「生徒自らが自分なりに進学を志望する学校を見つけ(目標を発見し)」の点で、生徒が「自分史」を通して、自らのことを知ることが一つのヒントになるのではと捉え、今回の授業を実施しました。

「自分史づくりワークショップ」

授業では、まず山本さんの自己紹介から始まります。由緒正しいお寺に生まれ「火の上を歩くことが普通」だったこと、中学時代に生徒会長であったものの、その役割を担った背景はポジティブなものではなかったこと、高校時代に帰国子女の子たちに囲まれていたことなど。一人の社会人としてキラキラした姿の山本さんですが、大人になるまでの苦労やその時の感情など、山本さんも子どものころには「今のみんなと同じ時代があった」ことが伝わり、みなが自分事で話を聞けるような”等身大”な内容でした。

その後は、「偏愛マップ」「大事なことカードゲーム」「インタビュアー体験」「記事執筆体験」と様々なワークを通して、少しづつ自分自身について表現していきます。

“自分”についてまとめる「自分史」というと何だか難しい作業のようにも聞こえますが、自分のことを面的に広く知ることから徐々に深めていき、自分自身について言葉で表現していくところまでスムーズな流れで進んでいきました。また、「自分史」は”自分”について整理をするものではあるものの、その過程ではグループワークやペアワークなど他の子との関わりを経ています。この時間を通じて、自分自身について客観的な問いや言葉を受け取り、ワークの内容を深めていきました。

授業は二時間以上にも及ぶ内容でしたが、生徒たちは楽しみながら参加し、あっという間の時間となったかと思います。

今回の授業を通して

今回の授業では、自分自身について整理する「自分史」を作成しましたが、これを通じて自分自身を客観視する機会となっただけでなく、生徒や私たちにとっていくつも良い成果や気付きを得ることができました。

一つは、生徒同士がお互いのことを深く理解することで、関係性にもポジティブな効果があったことです。

C.schoolでは、生徒同士がお互いにポジティブに切磋琢磨をしあえる関係となれること、(その結果として)卒業後にも繋がるような友人関係が築けるようであること、そして何より学校のクラスや部活とは異なる『第三のコミュニティ』として。子どもたちの「居場所」となれることを一つのコンセプトとして大切に考えています。

この考えから、例えば定期テスト終了後には「おつカレー会」なども実施していましたが、今回の授業を通して、例えば共通の趣味や特技が結びついたり、過去に似たような経験をしていたりと、日々の会話だけでは気付きにくいような共通点などが見つかる場面がありました。「居場所」として機能していく上で、これまでとは少し異なるアプローチとして、示唆に富んだ機会であったと思います。

そしてもう一つは、自分自身の内面を他の誰かに理解してもらうことで、本人が自信を持つ、あるいは少しでも肯定感を持ってもらえるような機会とできたことです。子どもたちは、様々な趣味や性格など、一人一人がそれぞれの内面性を持っています。そして、何かに熱中できる趣味があること、情熱をもって時間を割けることがあること、これら一つ一つは本来、とても素敵なことです。ただ一方で、趣味などを含めて、そうしたもの(内面的なもの)を誰かに対して表現した時に、それがどう受け取られるか、どういった反応をされるかはきっと不安が付きまとうもの。(それは子どもに限らず、大人であっても同じかもしれません。)

ただ今回の授業のような機会だからこそ、自分の内面的な部分を自然な形で表現し、実はそれが素敵なこと、実は周りから「良いじゃん!!」と言ってもらえるようなものだと、本人が感じ取れる貴重な機会となりました。

今回の授業を通して「少し自信を持てました」と、私たちにとって嬉しい感想を書いてくれていた子がいました。その子はもともと自分自身に対する強く”自信”を持っている子ではないかもしれませんが、私たちからすると、個性的で礼儀正しくユーモアもあり、本当に素敵な内面を持っています。そしてそれはその子に限ったことでなく、C.schoolに通うすべての子たちが同じように、何かしら素敵な部分を必ず持っています。それが本人にとっても「自信」となっていけるよう、私たちも引き続き温かく関わっていけたらと思うのと同時に、今回の授業がその意味を改めて強く実感する機会ともすることができました。

授業を終えて

土曜日の夜にも関わらず、多くの子たちがDプロの授業に参加をしてくれました。立花方面など家が決して近くはない子、部活があって疲れている子、勉強の合間で来てくれた子、それぞれが様々な事情を抱えている中で、時間を割いて参加してくれていたと思います。また、土日という家族揃って食事を取れる貴重な時間帯に、温かく子どもを送りだしてくださった保護者の皆さまにも感謝しております。

そして何より、多くの準備をしてくださり、休日にわざわざ平井まで出向いて授業を行ってくださった株式会社CINRAの山本梨央さんと小松奈央さんにはとても感謝しています。
株式会社CINRAでは、中高生がスマホを通じて社会の第一線で活躍する様々な人たちの話を聞くことができる「InspireHigh」という事業を来年2月にリリース予定とのことです。中学生の子たちがキラキラした大人の話を聞くこと、そうした大人たちから前向きな言葉をもらうことは私どもとしても共感できるテーマですし、C.schoolで行っているDプロとも本質的に通じる内容だと捉えています。心から応援していますし、ともに教育事業として、社会に対して正しく良い価値を提供していけたらと思います。

江戸川区平井の学習塾C.school 関屋 雄真

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