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都立推薦「集団討論」対策

こんにちは、C.schoolの関屋です。

1/26(日)~1/27(月)の二日間は、都立推薦入試の受験日です。

C.schoolにも都立推薦入試を受験する何名かの中三生がいるため、これまでそれに向けた対策授業を行ってきました。

都立推薦入試では、多くの学校で「集団討論」「個人面接」「作文/小論文」の3つが行われることが一般的な形です。C.schoolではその全ての対策を行ってきましたが、その様子を、今回の記事ではお伝えいたします。(長くなってしまうので、それぞれ3本の記事に分けていきますね。今回は、まず「集団討論」編です。)

「集団討論」は、どのように行われるのか

まず「集団討論」の形式について。すべての学校で同じではありませんが、一般的に多くの学校では、以下のような形で行われます。

・5~6人程度で、一つのグループを作る。

・討論時間は、合計30分程度

・グループ毎に、評価者の先生が1~2人付く。

続いて「集団討論」で扱う議論のテーマについて。これは完全に学校ごとにまちまちです。同じ学校であっても、基本的に毎年別のテーマが出題されます。

一方で、高校の偏差値などによって、扱うテーマに「傾向」は存在しています

例えば、高偏差値の難関校であった場合、

『「今後、日本人に求められているのは ~ 力だ。」  ~ に言葉を入れ、なぜそう考えるのかを説明しなさい。ただし、「 ~ 力」のところは、「 ~ の力」又は「 ~ する力」としてもよい。』

といった抽象的で漠然としたテーマが比較的に多く出題されます。(平成31年度 日比谷高校)。(これは飛びぬけた能力を持つ生徒を見つけたいという高校側の意図が背景にはあるはずです。)

一方で、偏差値がそれほど高くない高校の場合、「校則」や「マナー」に関するテーマが比較的に多く出題されやすい傾向にあります。(これは「規律正しく、周囲と協力しながら生活していけるか」を判断するような高校の意図が背景にはあるはずです。)

C.schoolでは、すべての都立高校の「集団討論」過去問を分析し、どういったテーマが多く出題されているか、各テーマがどういった(偏差値の)高校で出題されているかをすべて独自の指標で分析を行ってきました。

実際の内部分析資料では、ぼかし部分に数字が入っています

C.schoolの「集団討論」対策

このように「集団討論」では高校ごとにテーマは異なっているものの、生徒の受験校ごとに偏差値などによる傾向や、その高校の過去問を分析することで、ある程度はどのような問題が実際に出題されるかを推測することができます。

この推測に基づいた形で私たちの方でテーマを選定し、C.schoolの受験生たちは計4問の「模擬集団討論」に取り組みました。

例えば、少し具体的な話としては、2020年東京オリンピックの開催が決定して以降、「ボランティア」、「日本らしさ」、「外国人とのコミュニケーション」などに関するお題が出題テーマとして明らかに全体的に増えてきました。今年は東京オリンピック開催の2020年本番の年でもあり、C.schoolの今回の対策では、これに関するテーマを手厚く対策を行いました。

今回、一回あたり「集団討論30分+講師フィードバック30分」の計1時間を1セットとし、計2日間に渡って合計4セット(4時間)をみっちりと対策に充てています。(本来はもっと多くの時間を対策に充てたいところなのですが、受験勉強との並行となるので、この程度の時間が現実的な可能な時間数です。)

また、集中して集団討論の対策が行えるよう、2日間のうち1日はC.school周辺の貸会議室をお借りして行っていました。

論理的で分かりやすい話し方や、協調的な他者との関わり方、集団として確実に結論に至れるようにする議論の進め方など。今回の集団討論対策を通して、生徒たちは一つ一つのコツを理解し、少しづつ自分のものとしていくことができていました。

今回の「集団討論」対策は都立推薦入試を見据えて行ったものではありますが、「集団討論」自体は将来「就活」のときにも経験することになりますし、将来、子どもたちが社会人として働く時にも必ず役に立つものです。

今回、子どもたちが学んだものが、まず志望校合格へとつながり、さらに将来に渡って少しでも本人の中に残り、役立っていくことができれば、と考えています。

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