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コロナウィルス休校対応の背景

こんにちは。C.schoolの風間です。

政府から全国の学校に休校要請が出るという未曾有の事態となりました。元同僚の先生や学校教員をしている友人からも連絡がありました。学年の残りの学習や卒業式など、様々な計画が崩れ、学校も大変な状況だと伺っています。正直学校の手伝いもしたいくらい。こんなとき、学校は本当に大変です。

特になにより悔しいのが、卒業式が短縮になったり、卒業生のみで行われるという学校も多いこと。元同僚の先生の中には、初めて担任を1〜3年まで務め、想いを持って取り組んでいた人も。そして、ベテランの先生と協力し、子どもたちの晴れ舞台を最高のものにしたいと、プラスαの仕事で呼びかけを作ったり子どもたちと練習したり、、、そんな姿が容易に想像できるので、先生たちの想いとそれに応えてきた子どもたちの気持ちを考えると私も悔しくてなりません。C.schoolに来てくれている子どもたちの中には、中3生や小6生も多いのでとても残念です。

そんな事態ですが、C.schoolでも、昨日一昨日と関屋と私たちにできるベストな方法を考え抜き、今朝対応の方針を保護者のみなさまにお伝えしました。まずは来週1週間、「子どもたちの健康を第一」に、感染リスクを抑えた形(毎日朝8:30~19:00までを90分単位で分け、教室にはお子さま最大4人までを離れた距離に座ってもらい学習)で、「子どもたちの学びの継続を第二」に考え、すべての通塾生が毎日90分は学習に来れるように対応します。
詳しくはこちらをご確認ください。

背景としては、「(日本人としての)社会的責任」と「教育者としての責任」を考えて判断いたしました。

まず、今回の学校の臨時休校要請の第一の目的として、国民の健康を守ること。そのほかにも東京オリンピック開催もあるので日本の経済活動などをマクロで考えての判断かもしれません。いづれにしても、コロナウィルスの感染を食い止めなければならない、そのための休校措置、というのが日本としての判断です。
そのため、一企業として、感染リスクを高めるような判断はできません。これは一日本人としての社会的責任であると思います。「感染リスクを抑えるために学校にいけない子どもたち」の感染リスクを高めずに、子どもたちの健康を第一に考えて引き続き行動していきます。現状では、教室滞在人数を少人数に絞り、手洗いうがいなどを徹底することで、リスクを抑えられると判断いたしました。

第二に、教育者としての責任です。これには二つの意味があると考えています。一つは子どもたちの学習の継続、もう一つは教育者としての姿勢です。

一つ目の学習の継続については、状況は様々ですが、学校・学年によってはまだ終わっていない単元があってプリントだけ渡された状態であったり、もしくは何も対応が取られていない状態であったりして、子どもたちがいま何をすべきかが不明確、かつ、やるべきことがないということも少なくありません。また、やることがあったとしても、モチベーションの面で、自分で目標を決めて、自習を一ヶ月も続けることは難しいものです。私が中学生のときだったら、絶対に無理でした。せっかく一ヶ月も時間ができたのに、「勉強しなきゃ、、」とは思ってるんだけど、結局ゲームを一ヶ月やり続けて終わってしまった、となってしまうことも少なくないと思います。家にいるとだらだらゴロゴロしてしまうのは人間の性かもしれません。

なので、まずは最初の一週間は、学習時間の確保と学習計画の作成を目的に、全塾生に毎日90分の時間を確保することにしました。心のどこかにある「学びたい」「できるようになりたい」という気持ち。でも一人だとどうしても「めんどくさい」が勝ってしまうかもしれない。だから、学校もない、こういうときこそサポートしたいと考えました。

第二に教育者の行動・姿勢です。教育をする上で、もちろん勉強は重要だと考えていますが、人としての良き心・良き姿勢を育むために、どんな姿勢の人・コミュニティと接するかが重要だと考えています。教員時代、担任の先生のあり方そのものが、子どもたちの心を育んでいる姿を見てきました。会社員時代、リーダーのあり方がチームのメンバーの姿勢を作っている姿をみてきました。人の人生、人の生きる姿勢・マインドセットは、出会った人・近くで生きる人から多分に影響を受けるのだと思います。そういう意味で、教育に関わる人間の責任は重いと考えています。

危機に瀕したときに、どんな姿勢で対応するのか。(言いたいことはたくさんあるけれど)一国民として(投票した人かどうかは別として)民衆主義で選んだ政府が決めた判断に対して、文句をいって自分だけがよければ良いという態度で行動するのか、それともその中で”善さ”を考え抜き、社会的責任を果たしながら、目の前の人にとってベストな行動をしようと努めるのか。どちらの人に出会うかで、影響を受けた子どもたちの未来の行動が変わると信じています。だから自分たちは、後者の人間でありたいし、後者の人間であらなければならない。社会的責任と教育者の責任を考慮した判断を取りつつ、今後の状況を常に注視し、対応してまいりたいと思います。若輩ものですので、まだまだ現在の自分たちの行動は不十分であることを自覚しながら、ベストを尽くしていきますので、引き続きご指導ご鞭撻いただければ幸いです。

こんなときだからこそ、みんなで力を合わせ、それぞれがベストを尽くして、乗り越えていければなと思います。この状況が一刻も早く収まることを願って…また状況が変われば随時お知らせいたします。