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子どもたちの習慣化を支援する

こんにちは。C.schoolの風間です。

C.schoolは「なりたい自分に出会える塾」というビジョンを掲げているので、「なりたい自分になる」とはどういうことか、どうすれば良いのかをいつも考えています。今日は、その一つとして、習慣化の重要性について書いてみたいと思います。

自分の人生を変えるための習慣化

「なりたい自分になる」ということは「いまの自分」よりも成長した自分になるということ。「なりたい自分」は「将来◯◯になりたい」かもしれないし、「次のテストでは◯◯点以上取れる自分でありたい」かもしれないですが、そのスケールの大小やスパンの長さに関わらず、いまの自分よりもより良い自分になるということ。

私の好きな言葉に、

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。

ウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者/心理学者)

というものがあります。松井秀喜選手の座右の銘でもあるそうです。私なりに解釈すると、「自分はどうありたいか」「自分はどうなりたいか」と心で思い、心で決心し、行動を変える。行動を習慣化までできれば、成長した自分になり、人生が変わっていく。

そのためには、良い心で「なりたい自分」を考え、行動を変えていくこと。習慣化できるまで続けること。そうすれば人生が変わっていく。

子どもたちにも、「英語ができるようになりたいなら毎朝の単語学習を習慣化するのが大事!」「毎日、振り返りをきちんとしよう!」などなど伝えています。

…が、言うは易く行うは難し。

私自身、習慣化にはずっと色々取り組んできたのですが、けっこう大変です。でも「なりたい自分」が明確になり、効果を感じられるまで続けられると、習慣になり、苦労せずにできるようになってきます。それどころか、成長実感が持ててどんどん楽しくなっていくものです!

実践から学んだこと

私の「なりたい自分」は、C.schoolのVision/Missionと同じですが、だれかの「なりたい自分」や「主体的な進路選択」の実現を支援できる人間になること。また、グローバルな視野で、社会課題の解決に挑める人間になりたい。そんな話を夏にC.schoolに講演にきてくれた小野さんと話をしていたら、「心が優しいリーダーになってほしい」と言っていただき、それもまた一つの「なりたい自分」になりました。心が優しく、社会に影響を与えられるリーダーになりたい。まずは目の前の子どもたちの人生が変わるような塾を作り上げたい。

いまの自分からはほど遠いけれど、小野さんの講演で話されていたこのスライドを見ると、「なりたい自分」に対してできることは、一つ一つ、階段を登っていくことしかできない。それが日々の行動であり、習慣なのかなと思います。

そんな「なりたい自分」に向けて、最近、私が習慣化にチャレンジしていること。

・グローバルに活躍できる準備のために、毎日30分スタディサプリイングリッシュ【継続期間1ヶ月】(めちゃくちゃおもしろいです。英語学習したい大人の方、おすすめです!)

・心が優しいリーダーになるために、人間学を学ぶ月刊紙「致知」をお風呂で毎日10分読む【継続期間1ヶ月】(いまの自分には大変だけど、素晴らしい生き方に触れることは何かの蓄積になってるはず、と信じて読み続けています。甲子園に出るような野球部の監督の多くが購読しているんだとか。)

・多面的な視野で物事を見れるように、毎朝15分ずつ新聞を2紙流し読み【継続期間3ヶ月】(スタンスが逆の日経と朝日。日経だけしか読んでませんでしたが、社会の捉え方、そもそもの価値観が違うので大変勉強になります。)

・多様な価値観に触れるため、毎朝10分間NewsPicksの気になった記事を流し読み【継続期間3ヶ月】(ほぼ平井に引きこもってるので笑、社会の流れに取り残されないために重要だなぁと感じています。)

・感性を磨くために、月に2回美術館巡り【継続期間8ヶ月】(理系→ITの左脳人間だったので、すごく心が豊かになってきている気がします。芸術素人ですが。笑)

・健康的に活動し続けるために、3日に1回ジム通い【継続期間1年半】(最近はコロナ対策で近隣のジョギングですが、、、運動すると心身ともに健康でいられる感じがしています。)

・教養や必要なスキルを磨くために、最低毎月4冊読書【継続期間2年】(読む本は時期によって変わりますが、やはり本から学べることは多いです。)

正直に言えば、色々試しているので、続くものも続かないものもあります。というか続かないことの方が多いです…(笑)なんでも行動に移してから、習慣化できるまでにもう一山ありますよね。

その続くものと続かないものの違いってなんだろう、って考えると、「成長実感が持てているか」「なりたい自分につながっている感覚があるか」という自分の人生に対する有用感かなと思っています。そして、この有用感を得るのに重要なのは、仲間の存在と目標設定だと感じています。

私の場合で言えば、一緒にC.schoolをつくりあげる関屋との日々の会話だったり、定期的に会う高い目標を共有する仲間や定期的に会う尊敬する先輩方との会話だったり、日々の子どもたちや保護者の方々との関わりだったりします。日々の努力がみんなとの関わりに反映されて、役に立てているかどうか、意味のある有意義な情報や考えを提供できているかどうか、相手の考えを受け入れられているかどうか。あとは目標を語り合い、励まし合える仲間の存在です。

目標設定で言えば、資格を取るとか明確にあれば良いんですが、そうではない場合は、自分で目標を決めておきます。例えば、本◯冊、とか。私の場合はそれをオンライン上に記録をつけて、日々の進歩を記録することでモチベーションを上げています。

まとめると、「なりたい自分」が明確であること、それに対して、エンパワリングしてくれる人の存在と具体的な目標設定があること。これが習慣化にとって大事な気がするので、子どもたちの成長支援に活かしていきたいと思って日々取り組んでいます。C.schoolが、「なりたい自分」を考えること、前向きな行動をエンパワリングすること、具体的な目標設定をすること、この3つを支援できる存在でありたいと思っています。

習慣化のプロセスを教育へ

一瞬話が脱線しますが、私が教員時代に、子どもたちから学んだことは、人に変わって欲しいと願うのならば、まずは自分が変わらなければならないということです。

「勉強した方が良いよ」「習慣化した方が良いよ」「将来のこと考えた方が良いよ」彼らよりも少しだけ長く生きている自分はどうしてもそういうことを本気で親身になって伝えたくなります。でも、そういうメッセージを発したあとに、いつも返ってくる問は「はたして自分はできているのだろうか」ということでした。

子どもたちは鋭いので「その人が発している言葉が、本気で向き合っている言葉なのかどうか」わかります。

これは教員をはじめて最初にぶち当たった壁でした。でも不思議なことに、自分が変わると子どもたちが変わります。毎日、振り返りを書こうというだけでは、子どもたちはやらされ感になる。でも毎日、自分が本気で振り返りを書き始めると子どもたちも本気で書いてくれるようになる。毎日、まずは自分から挨拶をすると、子どもたちも挨拶をしてくれるようになる。一事が万事、子どもたちの将来や成長、変化を願うならば、まずは自分が変わらねばなりません。

ちょうど今月号の致知にもこんな一文がありました。

仏教の経典にも、ここに尊い教え、「道あり」と言葉で説くだけでは人には伝わらないし、誰も信じない。しかし、「道あり」と説くと同時に、その人がまさにいま道を歩いている、実行している「得道の人だ」と感じれば、人々は皆信じるのだと書いてあります。

致知3月号p.59

話を元に戻すと、私は自分自身、習慣化にチャレンジし、いまでも思考錯誤を重ねている中で、やっぱり、子どもたちには、自身の成長のために習慣化にチャレンジして欲しいと伝えたい。

なので、自分がチャレンジしている習慣化のプロセスを4月から運用開始に向けて準備をしている勉強ノートに落とし込むことにしました。一緒に「なりたい自分」や「目標」を考えて、月単位でやるべきことを決める。それを毎月の面談で振り返る。できていることをしっかりと認め、本人がやってみてどうだったかの有用感を確かめる。意味があると感じられることならば続けて、そうではないなら思い切ってやるべきことを見直してみる。

実は、すでに習慣化ができ始めている子どもたちもたくさんいます。先日の面談で、次の漢字検定で合格することを目標にした子は、毎日10ページ漢検ドリルを進めているし、英語の克服を目指して毎日単語10個覚えることを目標にした子は毎日単語暗記アプリに取り組んでいるし、英語のライティング力向上を目標にした子は毎日課題英作文に取り組んでいます。

そんな姿をみていると、これは絶対この子たちの人生変わるぞ、と本気で思えるので、もっともっと形にしていきたいです。まだまだ完璧とは言えない習慣化支援ですが、思考錯誤を繰り返し、子どもたちの成長に貢献していきたいと思います💪

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