1. HOME
  2. ブログ
  3. コラム
  4. 【メディア掲載】ICT教育ニュース

【メディア掲載】ICT教育ニュース

こんにちは。C.schoolの関屋です。

「ICT教育ニュース」という教育系のWebメディアで、本日より寄稿文を掲載していただいています。

まったく私の身の丈に合っていないのですが(苦笑)、現在はサイトトップの「注目記事」にも上がっています。

私が前職で教育アプリの企画に携わっていた時からのご縁もあり、今回ご厚意で声をかけていただきました。

教育業界に関わる民間企業の方々、学校や塾の先生を主な読者としたサイト中の記事なため、少し見慣れない言葉などもあるかもしれません。読みづらい箇所があったら恐縮ですが、お時間のある際などにご覧いただけますと、とても嬉しいです。

C.schoolで活用しているICTツール

少しばかり、記事の内容を補足させていただけたら、と思っています。

塾に通っているご家庭の皆さんはすでにご存じな部分ですが、塾では「すらら」という学習コンテンツを採用し、日々の授業で利用しています。「すらら」では、先生による講義に相当するような教科や単元ごとレクチャーから、ドリルまで含めて利用することができます。これによって苦手な部分を重点的に学習したり、得意な教科をや好きな教科をどんどん先取りしたりと、一人ひとりの学習状況や希望に最適化した形で学習を進めることができ、生徒個人ごとに異なるカリキュラムを塾で進めていく上で大きく役立っています。

今年から私たちが徐々に、また本格的に使い始めている学習コンテンツとしてもう一つ、「Monoxer(モノグサ)」というものがあります。現在、塾の中学生を対象として利用しているため、小学生のご家庭の皆さんは聞き慣れないツールかと思いますが、これは効率的な「記憶」の定着を助けるためのアプリです。「モノグサ」は人が行う様々な「記憶」に関する学習をAIの力を借りて効率化するアプリであり、現時点では中2・中3生による「英単語の暗記」を主な用途として利用しています。

これは余談ですが、「モノグサ」は私の高校と大学の(また教育実習も一緒であった)友人がメンバーの一員として活躍しており、C.schoolでの活用は、彼の全面的なバックアップにも支えられて成り立っています。

日々におけるツールの活用

私は前職で仕事をしていた時、教育アプリの企画を担当していました。全国の公立学校向けに提供されている「まなびポケット」というサービスで、「教育クラウドプラットフォーム」と銘打っているサービスです。これだけだと中身がイメージしづらいのですが、ざっくり言ってしまうと、教育業界版の「ZOZOTOWN」みたいなものだと個人的に捉えていて、様々な企業が提供する「教育コンテンツ」を子どもたちが(正確には、各自治体や各学校が)プラットフォーム上から利用することができる、というものです。

この時の経験を通してさまざまの企業の方々とお話しし、多種多様な教育コンテンツと触れる機会があったのですが、それを踏まえても、私たちが利用している「すらら」や「モノグサ」は品質が高いものだと思っています。

また、私たちの子どもたちと向き合う目線からすると、これらのコンテンツが子どもたちへの学習指導と向き合い方を日々大きく助けてくれています。

まず学習指導の面に関しては、「すらら」を利用することで、私たちは子どもたちの学習状況が正確に掴めているので、1対1で個別指導を行う際にも、子どもたちの何が苦手で、何につまづいているかをシステムから正確な情報として汲み取った上で、判断していくことができています。

また、「モノグサ」の場合は、子どもたちが何をどれだけ記憶できているか、を正確に汲み取るために有効なツールとなっています。

次に日々の向き合い方に関しては、子どもたちの一つひとつの努力に対して、私たちがその全体像を理解していく上で、大きな意味をもたらしています。

例えば、現在で言うと学校休校の期間には多くの塾の子どもたちが「すらら」、もしくは中学生の場合「モノグサ」までを、家庭のパソコンやタブレットから取り組んでます。(モノグサの場合は自分自身のスマホを使っています)。中には毎日毎日、塾での学習と同じくらいの時間を家でも学習している子もいるほど、前向きに取り組んでくれている姿を見ています。

「モノグサ」でのある中2生の生徒の学習履歴ですが、18時間前=本日が日曜日なので、昨日の土曜日にもお家で取り組んでいる姿がこのように分かります。

こうしたお家でも頑張る姿を、私たちは、「すらら」や「モノグサ」の講師用画面上から日常的に確認しています。子どもたちが明らかに何かの単元などで詰まっている時には、それを塾に到着した瞬間から確認し、すぐに個別指導として本人に解説を行うことができますし、特に詰まっている箇所がなさそうだったとしても、「昨日これだけ頑張ってたよね」と声をかけることが自然と可能になっています。

特に今の、学校がお休みで家庭学習の時間が増えているからこそ、塾の中での学習だけでなく各ご家庭での学習まで私たちが理解できる状況にあることで(塾での学習と家庭での学習が連続的にできていることで)、私たちにとって生徒たちを励ますことがよりスムーズとなっていることを実感しています。

より大きな視点で

日々の生徒たちとの関わりの中でICTツールがどのように役立っているかを書いてきましたが、より大きな視点で捉えると、私たちがより多くの時間を子どもたちと向き合うために、ICTが大きな役割を果たしています。例えば、塾の中での関わりとして、一つ一つの問題解説に留まらない、「勉強の仕方」のレクチャー、日々の会話、中学生たちとの面談を通した対話。一人ひとりに合った目標の設定や、それを達成するための学習計画の作成。そういった部分まで意識を拡げ、むしろそれを起点ともする学習指導をすることができています。

もしくは家庭学習の様子を私たちが自分の端末から日々確認できている状況は、目の前に必ず生徒がいる状況でなくても、その子の様子を知り、その子について考える幅を拡げてくれている側面もあるはずです。

一見すると、タブレットを利用した学習であることで、講師と生徒の関わりが薄くなってしまうような懸念もイメージとして持たれることがある領域ですが、むしろICTによって、本当に人がすべきことに注力できるようになっていると、私たちは考えています。

(同時にこのことは、C.schoolに限らず、公教育も含めたあらゆる教育現場の一つ大きな方向性でもあるはずです。)

ツール活用の起点

ここまで主に私たち目線でのICT活用について書いてきましたが、また今回メディアでの寄稿の機会も幸運にもいただけましたが、それでも結局のところ、ICTツールは、子どもたちが前向きに取り組んでくれていることで始めて多くの意味が生まれているものです。子どもたちが日々塾の中で、もしくはお家でも頑張ってくれているからこそ、本人たちの理解状況を私たちは把握することができますし、それに基づいた指導もできています。

他にもやりたいことやきっと誘惑も色々とある中で、いつも塾に来てくれてがんばって学習をしている子。それに加えて、お家でも習慣として学習に取り組んでいる子。その形態や、もしくは使っているアプリの種類こそ異なれど、子どもたちの努力こそが始まりであり、だからこそ周りにいる私たちも様々な取り組みをできているのだと思います。

その意味で、まずはこの難しい期間も、日々継続的にがんばっている子どもたちに感謝しつつ、また本人が「すらら」などに向き合うためのきっかけ作りや声掛けに徹してくださっている各ご家庭の皆さんにも、とてもありがたく感じています。

学校休校となっているこの期間の中で、子供たちやご家庭の方々は数多くの心配を抱えていると思います。また、学校が学習のことに限らず健康面を含めて、先が見えない状況の中にあります。その中で私たちも、私たちの立場としてできることを続けていけたらと考えています。