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中3生、朝勉開始!

おはようございます。C.schoolの風間です。

休校期間が終わり、学校が再開したのも束の間、多くの中学校で定期テストが迫ってきました。C.schoolには、小松川一中、二中、三中、吾嬬立花中、亀戸中と多くの中学校から通塾をしてきてくれているので、7月は大忙しの1ヶ月になりそうです…!

さて、先日の中3生&保護者向け受験説明会でお伝えした通り、今日から中3生対象の朝勉が始まりました。定期テストの直前まで、水曜日を除く平日の朝6:15 – 8:00(学校に間に合う時間まで)でC.schoolを開放しています。初日の今日は全員出席!素晴らしいです!

今日は、朝勉に対する考えや思いを書いていきたいと思います。久しぶりに朝5:00に起きたので、気持ちも昂っています(笑)なにより、昨日は起きれるか不安で、ほっとしている気持ちもあります…笑

学習時間の確保

この取り組みの背景として、一番大きいのは、中3生の成績が受験に直結するという事実。受験では、当日の試験の点数と内申点の比率は7:3で、当日のテストの点数の比率が高いとはいえ、3割が学校の成績を占めます。教員時代も含めて、いままで、合格する子たち同等の力をつけてきているのに、内申点が基準よりも低く、ハンディキャップを負った状態で受験に向かわなければならなかったり、最終的に受験する学校のレベルを下げざるを得なかったりする子どもたちをみてきました。また、いまC.schoolに通ってくれている子たちは、去年からのコミュニケーションを通じて、高い目標を掲げている子が多いのですが、先日の塾内模試の結果が返ってきて、内申点が不足している分も含めて、その目標の遠さを実感した子たちも多かったようです。

だから、中3の学校の成績は、受験にも直結する、すなわち、その後の人生を左右するとても大事なものになるので、その事実と向き合い、悔いなくやり切って欲しいと思っています。一方で、受験を経験したことがない子どもたちには、いくら口で言っても、その危機感を伝え切るのは難しいものでもあります。それはまるで、80才のおばあちゃんが20代の孫に老後資金を貯める大切さを伝えるようなものでもあるように思います(笑)

それでも少しずつ受験生としての意識改革を促すべく、休校期間中に模試を実施したり、6月は毎週面談を行ったり、中3生と保護者対象の受験説明会をやったり、学習方法を学ぶホームルームをやったりして、様々な角度から伝えることに努めてきました。C.schoolに通ってくれているみんなは、とても素直で素晴らしい子どもたちなので、彼らと会話をしていると、前向きな気持ちで、危機感を持って学習に臨むマインドは持ってくれているように感じています。そのような気持ちを、行動に、そして結果に変えていくためには、あとやるべきことは、学習時間の確保と学習効率を上げていくこと。

現在、コロナ対策のため、各学年毎に分散通塾をしているため、学習時間を確保するには、一工夫する必要がありました。そこで、思いついたのが朝の学習でした。朝なら時間を確保できるし、学習効率も上げられると考えました。

意識変革を

また、単に短期的な学習量の確保に止まらない効果もあるのではないかと考えています。人は環境で意識と行動が変わる。「勉強しなきゃ」と、頭でわかっていても、具体的にやり切る環境があるか。朝勉は、朝早く起きなければならないので、正直とても負荷が高いものであります。でも、だからこそ、「自分はここまでやっている。やりきらなきゃ。」という意識が芽生え、終わったときには「自分はやりきれた。」と思えるのではないか。悔いのない行動を起こせるように、そして、やり切ったと自信を持てるように、そんな環境を用意したいと思いました。

私自身、中学生のときの試験前は夜遅くまで勉強して、かつ、朝も早く起きて勉強していました。高校3年生のときは、朝4:30に起きて勉強していました。もちろん、それによって得た学力そのものも力になっていますが、それをやり切ったことから得られる自信や活力こそがその後の人生に役立っているようにも感じます。ただ、中々、一人でいきなり始めるのは難しいものでもあるので、C.schoolの仲間とともにやり切って欲しいなと思っています。(大変なことを共有した仲間って一生涯の友人になるとも思っているので、みんながそんな繋がりを持ち、生涯の財産になるような1年になるといいなと思っています。)

自分の意志で

一方で、この取り組みは、ご家庭にも負荷をかけるものであり、迷いもありました。保護者の方が朝起こさなければならないかもしれないし、朝ごはんも用意しなければならないかもしれない。子どもたちには、自分の勉強・自分の受験だから、自分の力で起きて、自分の意志できて欲しいと伝えてありますが、難しい面があるのも事実。子どもたちは、やらされ感ではなく、自分の意志でやろうと思えるだろうか。

それでも、朝勉を思いついたときに、ちょうど近くにいた2人に「朝勉強やる?」と聞いたら「やりたいです!」と反応がありました。1人でもやりたい子がいるなら、やるべきだと判断しました。

また、私自身は朝勉の価値を教員時代に強く感じた経験があります。中2の子どもたちをみていた教員2年目のこと。どうしても集団授業で進めていくと、授業内だけでフォロー仕切れない子がでてきます。この子理解できていないだろうな、ということを明らかに感じながら授業中にフォローできない自分の不甲斐なさを感じていました。そのときも、学校で朝勉を行いました。授業で理解できていない子たちを対象に声をかけて、希望者には朝早めにきてもらい、学習支援を行いました。自分の意志を大切にしていたので、休む子や全く来なかった子もいますが、少しずついつも「朝つらい」といいながら来ていた子が毎日来るようになったり、様子をみていた子が「私も参加していいですか?」と来るようになったり。そこに参加した子たちはその後、よく質問に来るようになりました。英語の教員でしたが、数学の質問もたくさん来るようになってしまいましたが(笑)私がそこで感じたことは、朝のつらさだったり、そういうものを乗り越えて、「だれかにやらされて」ではなく、「自分で決めて、勉強しにいった。」という努力の成功体験こそが、その後のその人の行動を変えていく、ということ。当時の生徒の姿は、そのように映りました。これは大人になっても、一生続くことだと思います。だれかにやらされて、ではなく、自分で決めて努力する、そこにこそ本当の自分らしさや自分の人生がある。そう思っているので、その成功体験をいま、この学習というプロセスを通じて経験してもらいたい。そう願っています。

だから、 C.schoolのみんながこれから休む日があっても、「どうしたの?」と声はかけますが、「来なさい」とは言いません。子どもたちは律儀なので、「遅れてすいません。」とか「休んですいません」とか、保護者の方も「行かせられず、すいません。」と言ってくれたりしますが、全く謝る必要はありません!(むしろ、早起きに付き合わせてしまい、すいません!!)

子どもたちには、「しなければならない」から「私はこうしたい」という気持ちで、自分の成長のために朝勉を使ってほしいですし、私自身は、もちろん結果を出せるようにサポートしていきますが、そのつらさや苦労を乗り越えられるようにフォローはしつつ見守りたいと思っています。

この朝勉自体、私自身が悔いなき1年を遅れるかどうか、覚悟を持ってやり切れるかどうか、私自身のエゴも多分にあります。目の前の子どもたちが1年後に受験を終えたとき、「子どもたちがやり切った」と言える状態であるために、私自身がやり切れただろうか、と振り返ったときに、すべてやり切ったと言えてるように。子どもたちに「できることをやり切ろう!」と口で言うだけではなく、自分自身が「できることをやり切っているロールモデル」として子どもたちの前に立っていられるように。

そういう意味で、子どもたちが1年間悔いなくやり切れるように、保護者のみなさまともチームになって一緒にがんばっていけると嬉しいです。
※重ねまして、朝勉に関して過大な負荷をおかけしていますこと、申し訳ございません…m(_ _)m