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内申実績と三者面談と冬期講習

こんにちは。C.schoolの風間です。

気づけば前回の更新から2ヶ月ほどの時間が経ってしまっておりました。特に、受験生をみているからかこの時期は時間が経つのが恐ろしいほど早いです。早すぎる。

さて、私が担当している中3生は、これから受験に向けて最後のスパート、そして冬期講習へと入っていくところではありますが、一昨日で三者面談が全員終わったので、最近のことを振り返ってみたいと思います。

期末テストと内申

三年生の最後の期末テストと受験で使われる内申の決定。子どもたちには大きなプレッシャーがかかるテストでした。私の教員時代の経験と比較して、C.schoolに通う子どもたちは、現在の学力の高低にかかわらず、「自分の行きたい学校」を大切にし、それが高い目標であってもギリギリまで頑張る気持ちを持った子どもたちが多いと感じています。それでも、様々な理由で、妥協したくなることも、モチベーションが下がることがあることも、人間なので当然あるでしょう。私もありましたし、いまでもあります。それでも、自分が持った希望をなんとか忘れずに、最後まで走りきって欲しい。そう願って取り組んでいます。

成績という結果は、普段の姿勢の表れでしかありません。すなわち、私たちが本当にやるべきことは、子どもたちの心を動かし、学習の姿勢を変えることだと思っています。表面的なテクニックではなく、意識や心を変えることが大切だと考えています。学校も塾も同じですが、全員が同じように、言われた課題をこなし教えてもらっても、結果には大きな差がでます。私たちは、子どもたち一人ひとりと学習の振り返りなどたくさん面談をしているので、その差は明らかにマインドセットであると確信しています。できるようになるために、がんばる覚悟があるかどうか。楽な道を選んでいないか、そこに近道はありません。

本当に死ぬほど勉強した子たちがいました。時間を最大限に有効活用して勉強に励み、簡単な問題で満足せず、自分ができないことをできるようにするために取り組み続けた子たちがいます。彼らにとっては、勉強することや課題をこなすは目的ではなく、「すべての問題ができるようになること」が目的なので、こなすことで満足しないため、試験勉強が終わることはありえません。

(これは私たちが学生時代もそうでしたが、)本当の意味で勉強をする目的が「勉強をできること」になったとき、最後まで不安で不安で仕方なく、何度も何度も自分でテストをして、どんな問題が出てきてもできるまでやり続けます。99%覚え切ったと確信するまで、テストの直前までやり続けるのです。

余談ですが、逆に「怒られるからやる」などのモチベーション(専門用語では外発的動機付けといいます)では、ここまでやるのは難しいことだと感じています。私自身、自分の中学生時代がそうでした。私が所属していた野球部は軍隊のような場所でした。あまりにも先生が怖いので(当時は普通に体罰もありました)、「怒られないポーズ」をして、その場をしのぐ力ばかり高まっていきます。私は中1〜2のときは野球部の先生に怒られないギリギリラインで勉強していましたが、中3生になって志望校が決まり、本気で勉強して内申は+7も上がりました。外からみてあまり区別がつなかい「勉強するポーズをしていること」と「勉強していること」には、大きな差があります。だから私たち大人は行動だけではなく、本人の意識に注目する必要があります。ちなみに、野球については、あまりに受身の姿勢が身についてしまっていたため、本当の意味で主体的に練習できるようになるまで、高校の部活は良い環境だったにもかかわらず、1年半以上かかりました。自分が最高学年になるまで、やったフリ、環境への文句ばかりを口にしていたとすごく後悔しています。がんばっているのに、環境が悪い、と。だからこそ、私が関わる子どもたちには同じ思いをしてほしくなく、簡単ではないですが、「主体性」「当事者意識」を持って物事に取り組めるような環境作り、対話を粘り強く取り組んでいきたいと思っているのです。(時々、保護者の方に”子どもに◯◯をやらせてください”とお願いされても、それが受身の姿勢を強化するものであると判断した場合、別のやり方をご提案したり、お断りしているのはそのためです。)

話を戻すと、勉強ができるようになることが目的のマインドに達している子どもたちは、塾をうまく使ってくれていますが、正直にいうと、もうその子たちは塾に行かなくても、集中できる環境とやるべきことさえ明確になっていれば、今後も成績は上がっていくと思います。それでも私たちは、(その子にとって)難しい問題を教えたり、勉強のより良い方法をアドバイスしたり、全力で応援してエンパワリングしたり、カリキュラムを考えたり、相談に乗ったり、話を聞いたり、彼らにはまだ見えていない世界について話をしたり、彼らのいまと未来に伴走することでその成長の角度をより高められる存在として、勉強を教えること以上の価値を届けたいと思って塾を運営しています。

今回の期末テストで内申の実績が出揃いました。私たちの哲学として、成果は本人の頑張りの現れでしかないですし、また、必ずしも本人の成長と実績が1対1で紐づくものでもないため、実績を出すべきかどうか悩みましたが、最近、様々な人に聞かれるようになったので、受験で使う最後の内申を入塾前比として出させていただきます。
※C.schoolは開講まだ1年半のため、中3生の平均在籍期間は約9ヶ月です。

1: +6(9教科)+2(5教科)
2: +6(9教科)+2(5教科)
3: +5(9教科)+3(5教科)
4: +4(9教科)+3(5教科)
5: +4(9教科)+2(5教科)
6: +4(9教科)+1(5教科)
7: +3(9教科)+3(5教科)
8: +3(9教科)+1(5教科)
9: +2(9教科)+2(5教科)
10: +2(9教科)+2(5教科)
11:+2(9教科)+2(5教科)
12:+1(9教科)+1(5教科)
13:+-0(9教科)+-0(5教科)
14:+-0(9教科)-1(5教科)
15: -1(9教科)-1(5教科)

定期テストは5教科で、平均で74点(入塾前比最大値)アップ、最も伸びた子で104点伸びています。一方で、15人中3人は伸ばしてあげることができず、悔しいです。内申は、定期テストが伸びても他の要因で上がらないこともありもどかしいですが、偏差値は完全に実力勝負なので、彼らと付き合う残り数ヶ月で、自分にできることを考え、改善・行動していきたいと思います。本当に悔いのない受験にして欲しい一心。人生は様々な経験の積み重ねであり、一大イベントである受験にどう向き合うかで、これからの未来で待ち受ける数々の挑戦や苦労と向き合う姿勢が変わってきます。大きな成長機会になると思っているので、その子の人生がかかっているという気持ちで関わっていきます。

また、模試の偏差値については、正直ここからが勝負で大きく変動する(一発逆転もあり得るし、気を抜けば逆もしかり)ので、最終実績は別の機会に掲載できればと思いますが、5月or7月に模試を受けた12人の塾生は一番最初の模試と直近の模試を比較すると、最高+11、8名の塾生は+5~+10の成果を出しています。でも受験は本当に最後が勝負。ブレイクスルーを起こして一気に伸びる子もたくさんいるので、がんばってほしいし、がんばりたい。

三者面談

そのような結果も踏まえて、受験直前の三者面談を実施しました。一人ひとりの様々な状況と感情に触れ、私自身もいろんな思いが込み上げました。

高い目標に向けて、まだまだ諦めていない子どもたちがたくさんいます。順調に伸びている子もいれば、めちゃくちゃ頑張って順調に伸びてきていたのに直近の模試で結果が出なかった子もいます。でも、まだ12月、1月の模試でチャンスがあります。受験勉強では伸び悩むことはあります。受験勉強だけではないですが、人生そんなことはたくさんあります。絶対なんとかしてやろうと思っていたときに結果が出ないこと。でも、それを受け入れ、改善し、諦めずにやり切ることで、見える世界があるし、結果も変わってくる。それから、いままでの自分を振り返り、様々な葛藤を持ちながらも、周囲の大人のアドバイスを受け入れ、自分を変えていこうとする姿勢を持ち、いまこのタイミングから変わろうとしている子もいます。本気の目をしている子、学習に対する姿勢が明らかに変わりオーラのある子、自分と向き合っている子、まだまだいける。信じています。本気で実現したい目標や変わりたいという思いを持っている子どもたちの可能性を心から信じているし、本気で応援したいし、サポートしたい。

一方で、志望校を変える判断をした子もいます。C.schoolの中3生は5つもの中学校から通ってくれているから余計に感じてしまうのですが、内申という学校依存(ときに先生依存)の高いものが、入試に大きく影響してしまうことにも憤りを感じてしまうほどに、私も悔しいですが、それでも悩みに悩んで、自分で覚悟を決めて次の目標を決めた子どもたちを心から応援したい。その経験は絶対に無駄にならないし、決めた道を正解にできるように、残りの受験勉強をやり切って悔いを残さないで欲しい。また、まだ悩んでいる(ように見える)子もいます。様々な葛藤が見て取れるので、見ていてこちらも苦しくもあります。でも自分と向き合って欲しい。これからの人生でも、同じようなことはたくさんあるでしょう。そんなとき、目の前に起きていることを、何となくそのまま流してしまうこともできます。でもそこに真剣に向き合い、自分の覚悟で、自分で決めたとき、見える世界が大きく変わります。だからこそ、悩んでいるいまというタイミングは、貴重な成長機会だと思っています。なんとか、この受験が、自分自身を変えるきっかけにできるように、結果を出せるように、心から応援する姿勢で残り数ヶ月サポートしていきたいと思います。

〜受験生の保護者のみなさまへ〜
三者面談にお越しいただき、ありがとうございました。ご家庭も大変な時期だと思います。不安も大きいと思います。お子さまを見ていて、もどかしさを感じることも、何かしてあげたいけど何もしてあげられない悔しさも、いろいろとあると思います。あと数ヶ月となりますが、一緒にがんばりましょう。なにかあればいつでもご連絡ください。

冬期講習

今年は、冬休みがとても短い中学校があったりとイレギュラーもありますが、冬期講習期間は、12/26(土) ~ 12/29(火) + 1/4(月) ~ 1/7(木)となります。休みが短い中学校のメンバーも含めて、冬期講習の内容を網羅するため、ここ2週間はオンライン授業も実施しました。冬期講習のグループ授業では、最後の一伸びを後押しをするためのテクニック的なことや教科別の最後の詰めの勉強の仕方、応用問題の解説などを行いますが、基本的なカリキュラムとしてやるべきことは一人ひとりすでに決まっているので、とにかくやり切る冬期講習にしてほしいと思います。一人ひとりに伝えていますが、1分1秒無駄にしない姿勢で勉強している人、塾だけでしか勉強していない人、ここから本当に差がつきます。

がんばれ、みんな。