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できないことをできるようにして、楽しいを増やす一年に。

こんにちは。C.schoolの風間です。

あけましておめでとうございます。昨年は、C.schoolに関わっていただいたみなさまには大変お世話になりました。コロナウィルスにより、世の中が一変し不測の事態の連続でしたが、何とか一年間乗り越えられたのは、みなさまのご理解・ご協力があってこそです。本当にありがとうございました。

昨年を振り返ると、本当に恐ろしい程、変化の激しい日々でした。年始には楽しく達磨づくりをしたり、母校の小松川高校にインタビューにいったり、C. school初の卒業生の受験合格に涙を流し、めちゃくちゃがんばった卒塾生に後輩たちへプレゼンをしてもらったりしました。そして、3月には学校が一斉休校になり、日常の姿が大きく変わり、私たちC.schoolの届けるべき価値をオンライン化する仕組みを徹底的に考え抜いて取り組みました。(学習面においての取り組みについても、ブログで発信しているので、ぜひご覧ください。)なんだか去年の出来事は数年前のことのように感じます。

大きく世の中が変わり、従来のやり方だけでは通じない中で、本質的に変わらず持つべきこと、自分たちの価値観を言葉にして軸を強く持ち、同時に世の中の変化に合わせて表現していくために学び続けて臨機応変に対応していく大切さを学んだ一年でした。多くの方にとって、世界や自分を見つめ直す機会になる年だったのではないでしょうか。

話は変わりますが、今年の抱負は「できないことをできるようにして、楽しいを増やす一年に」です。これは、年末にかけて、子どもたちと関わる中で思いついたことです。数学に苦手意識があった子が、数学の回答パターンを身につけるトレーニングを積んだら「数学の勉強が楽しい」と言い出したり、英語に苦手意識があった子が、英単語を覚えて音読しまくったら「英語の勉強が楽しい」と言い出したり。そんな姿を見ていて、大袈裟かもしれないけど、成長するってこういうことだよなぁー、楽しく生きるってこういうことだよなぁー、と思いました。子どもたちの成長とか言動って、本当に本質的なんですよね。忘れかけてしまっている大事なことを思い出させてくれます。

我々大人も同じですが(大人の方が言ってしまいがちですが)「好きなことを見つけよう」とか「得意を活かそう」とか、「得意」「苦手」を早々に判別して、「やりたいことが見つからない」「好きなことが見つからない」とジャッジをしがち。もちろん、運良くそういうものに出会えたりして、将来の大学選びや仕事選びにつながっていくこともあるかもしれないから、アンテナを貼っておく必要はあるでしょう。でも、実は「好きなこと」も「得意なこと」も一時の苦労を乗り越えてこそ、得られるものであることが多いと思います。

スポーツにしても勉強にしても仕事にしても、やりたくない練習や大変な練習、勉強をして、できるようになってくる。そうすると次第に楽しくなる。それも指数関数的に楽しさは増していく。「はじめから好きなことや得意なことを見つけること」よりも「いろいろ試して、苦労を乗り越えて、好きなことや得意なことをつくっていく」ことの方が確率的に高い気がしています。ダメなら次を試せば良いし、ダメだとしても苦労した経験は必ず学びになる。

自分の子ども時代を振り返ると、特に、英語の勉強がそうでした。でも勉強「しなきゃいけない」から、必死に単語覚えて音読しまくった結果、すらすら読めるようになって、大学生になったときにはもっと英語を勉強「したい」に変わり、留学までさせてもらいました。野球もそうだったかもしれません。中学時代、何度も部活をやめようと思いましたが、試合に出られる楽しさを少しずつ得られるようになって続けられました。いま思えば、子どもの頃に「苦労しても、続ければ、楽しい瞬間がやってくる」という原体験を持てたことが、いまもまた苦労が続いてもきっとできることが増えて楽しい瞬間がやってくるだろうと思える自分につながっている気がします。大人で言えば、仕事もまったく同じですよね。最初は全然楽しくなくても、繰り返し繰り返し取り組んで努力していけば、できることが増えていき、楽しくなってくることがあり、その要素を掛け合わせていくとより楽しく仕事ができるようになると思います。

だから、私は子どもも大人も同じで、
① 新しいことに興味を持つ、もしくは、何かやらなきゃいけない状況になる
② できるようになるまで我慢して徹底的にやってみる
③ 楽しくなってくれば続ける、楽しくならなければ①に戻る
を繰り返すことでより楽しく生きられるんじゃないかと思っています。

②を徹底的にやれたかどうかが分かれ道。中途半端では、中々「楽しい」まではいかないんですよね。子どもたちの勉強で言えば、授業がおもしろいとか、教材がおもしろいとか、先生がおもしろいとか、その子の外側にあるおもしろさを演出することは、周りにいる人がやってあげられても、その子自身が本質的に勉強ができておもしろいと感じるためには本人がここを乗り越える必要がある。だからこそ、私たちはそのサポートをしていく必要があると思っていますし、実現したいことでもあります。

大人が何か新しいことにチャレンジするプロセスも同じだと思います。語学の学習でも、趣味でも、仕事でも。そんなことを子どもたちとのやりとりから感じたので、今年は引き続き「子どもたちの学習において、できないことをできるようにして、楽しいを増やすサポートをする」ことはもちろん、自分自身がその挑戦を続けるロールモデルとして「できないことをできるようにして、楽しいを増やし続ける1年」にしていきたいと思います。きっと、それができてはじめてより説得力を持って伝えることができるはず。

最後になりますが、コロナの状況も日に日に悪化していく状況ですが、細心の注意を払って、常に状況を注視しながら運営を続けてまいります。少しでも早く日常を取り戻せますように。このような世の中ですが、多くの人が勉学ぶことの楽しさを実感し、より豊かに生きられる一年になりますように。

本年もどうぞよろしくお願いします!