fbpx

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 学習指導
  4. ひとりひとり伸び悩む理由は違うので、適切な解決策(学習)が重要です。

ひとりひとり伸び悩む理由は違うので、適切な解決策(学習)が重要です。

今日は英語の正答率60%程度で悩む大学受験生3人から相談を受けました。同じような問題で間違えているんですが、ひとりひとり課題が違うんですよね。

全員、文と文をつなぐ穴埋め問題で落としがちという相談が入っていたのですが、

一人の子はなんとなく文意はとらえているものの、明らかな語彙不足。だから細部を問われる問題に正解できない。もう一人の子は、読解力。一文一文は正確に読めているけれど、流れがつかめてなくて、文と文をつなぐ適切な言葉を選べない。もう一人は、時間配分。焦らず丁寧に解けば解けるのに、後ろの問題を気にしちゃって雑に解いてしまう。

それぞれに対策とアドバイスをしました。一人目の子には、残り期間で詰め込み方とペース配分を。次の子には、段落ごとの主張を捉え、全体をつなぐ読み方を。最後の子には全体的なペース配分とわからない問題に出会ったときの向き合い方を。

今年の受験生の子たちは、最初は英語はこぞって30~40%程度しかできない子たちが多かったのですが、単語・文法を強化し和訳で構文理解を行い、多くの子が60~70%程度まで取れるようになってきました。最後ひと伸びの行き詰まり。残り限られた時間なので、適切な課題に対して適切な解決策を取り、ブレイクスルーを起こして欲しいなと思います。

最後に一人の子に「もう手遅れかと思いましたが、がんばります。」と言われました。「手遅れなんて考えることに意味がない。いまやった方が良いと思うなら全力で取り組もう。人生そんなことの繰り返しだから」と伝えました。

正直、夏からそこの部分もっとがんばってればよかったのに、と思うことはありますし、全体を振り返れば、そういった反省もあるでしょう。でもまだ戦いの中にいる中で、そんなこと言ってても仕方ありません。やるべきこと、やりたいと思うことなら、ただやるのみです。手遅れだと諦めずに適切にやるべきことをやり切れば、また違った結果・違った学びが得られるはず。だから私としては適切なソリューションをアドバイスし、やり切れるようにサポートしたいと思います。

手遅れとか、やっても無駄とか、やらない言い訳をするのは簡単です。でも、今できることをやり切る。そんな大人になって欲しいなと思って今日も声をかけました。人生いつだって「手遅れ」と思う瞬間だらけです。そう思いかけたときが実はスタートなんじゃないかと思います。自分が本当にやろうと思わないと始まらないから。私も「今できることをやり切る」そんな大人であれるようにがんばります。