副塾長挨拶

C.schoolの関屋です。はじめまして。

”副塾長挨拶”として、自己紹介を兼ねて、自分がC.schoolに取り組む理由を書かせて頂きます。

埼玉県の浦和市に生まれて、地元の公立小中学校に入学。

高校は都内にある大学の附属校へ入学し、その後、エスカレーター式で大学へ入学をいたしました。

入学した大学の学部は「政治経済学部」でしたが、それほど深い意志や意図を持って選択した学部というわけでもなく、興味の対象は他学部へ。当時、教職課程を履修していた中で、強く惹かれた教授が教育学部のゼミに(非公式に)所属することになり、大学生活の後半では、政治経済以上に教育分野について学んでいました。

就職活動では、様々な業界/企業の選考を受けるものの、民間企業の立場として教育事業に関わることができる企業として、最終的にNTTコミュニケーションズ(株)へ入社を決意。

入社直後からの縁に恵まれ、入社数年間は東北地方の様々な教育委員会や学校とICT教育に関する仕事を共にし、入社4年目からは東京の本社へ異動。それまでの営業職から転身し、学校の先生や児童生徒が利用する教育Webサービスの企画部署に従事するようになり、様々なedtech企業の方々と共に、公教育のICT教育事業を推し進める一端を担うようになりました。

新規開校前の事業構想段階から塾長の風間と議論する立場ではあったものの、本格的にC.schoolに参画するようになるのは、開塾後の数か月が経った2019年の夏です。

私がC.schoolに専念することを決めた理由はいくつかありますが、ここでご紹介する大きなものは二つあります。

一つは、私が大学時代に所属した教育学部のゼミ、そしてそのゼミを担当していた教授の影響です。そのゼミでは、『考える練習』として、様々な”答えのない問題”にひたすら向き合うことが求められました。「(現代における)家族とは何か?」や、「死刑制度は本当に必要か?」など。大学に入学するまでの私は、今思うと大きな挫折や失敗を経験することなく、比較的に順調に生きてきていたと思いますが、この時の経験が自分の価値観に影響を及ぼすほど大きなもので、具体的には強烈な劣等感を感じるような経験でした。

(教育学部のゼミの仲間たち)

当時のゼミには先輩、後輩、そして同期たちと本当に優秀な仲間がたくさんいたのですが、ここで感じた優秀さは「自分の違和感や価値観、考えを言葉にすること」がとにかくレベルが高いこと。一方で自分は、いわゆる答えのある”勉強”は得意であったものの、なかなか自分なりの考えを整理して言葉にすることができずに、力不足を感じながら、ゼミ生活の数年間を過ごしていました。

ただ、それでも、この時に理解した「自分の考えを言葉にすること」の大切さ、そしてそれが出来た時、少しづつでも身に着いた時の自信というのは、今の自分に大きく結びついていると感じています。

こうした「考える力」を養うための方法として、(もちろんICTの力でできることもたくさんあるのですが)、リアルな場でそういった機会を作りたい、そう思ったことがC.schoolに取り組む一つの理由です。

そしてもう一つ。少し”副塾長挨拶”としては話が逸れてしまうようですが、C.schoolの事業が開始する半年~一年程前の間、あるウェディングの企業で微力ながら働くような期間がありました。

「これまでどう生きてきたのか」「その結果、どういう価値観を持っているのか」「これから自分自身は、そして二人として、どう生きていきたいのか」「それらを踏まえた上で、結婚式をどのような場としたいのか」。

一般的なウエディングと異なり、ここで行われる結婚式の課程では、こうした数々の問いと新郎新婦の二人はとことん向かい、最終的に自分(たち)なりの”答え”を言葉にします。

そして、この”答え”が明確になり、つまり自分自身が「どう生きていきたいのか」が分かった二人は、結婚式という場で本当にイキイキとした表情を周囲に見せていました。

(現場ごとにオーダーメイドで製作するウェディングの会場)

「自分自身を知ることで、自分の将来が意志の滲んだものになること。」それによって、イキイキとした姿でいられるようになること。その意味と価値をこの機会を通して強く感じ、こうした機会を自分も創りたいと思うようになりました。

自分がこれまでのキャリアで一定の専門性を持っていた「教育」という事業を通して、この機会創出に自分なりのアプローチをしたい。こうした思いから、C.schoolという塾に時間を賭けていくことを意思決定しました。(それぞれの具体的な背景となる経験は異なるものの、「なりたい自分に出会える塾」という当塾のコンセプトは、こういった風間と私の考えから導き出した表現です。)

一人一人が「考える力」を養い、自分なりの意志を持って人生を歩んでいくこと、そのきっかけとなるような機会を作り、また学力を含めてそれを実現するための手段を提供する塾として、C.schoolが子どもたちにできることを考えていきたいと思います!