こんにちは、C.schoolの関屋です。
8/28(水)、Dプロとして『中間テスト”目標設定”集会〜勉強の仕方を学ぼう〜』を開催いたしました。
ほぼタイトル名の通りですが、今回の授業で扱ったテーマは大きく二つで『目標設定の意味と方法を知ること』と『効果的な学習方法を身に付けること』です。また、生徒たちが通う各学校がまさにこれから定期テストが始まるタイミングにあるため、この二つを踏まえた上で、今回の定期テストでの目標を一人一人にじっくりと考えてもらいました。
『目標設定の意味と方法を知ること』をテーマとした前半部分では、「普段、どんな目標設定をしているか?」「目標設定にはどんな効果があるか?」「”良い”目標設定とは何か?」などについて、一つ一つみんなで考える時間を持ちました。
「目標を設定すること」や「目標を持つこと」は、なんとなくであることも含めて多くの人が行っているものではありますが、なぜそれを行うのかや、どんな風に目標を設定すべきか、などを考える機会はあまりありません。一方で、目標設定には体系だった枠組みなども存在しており、今回の授業ではそのポイントを生徒たちに伝えています。
その後『効果的な学習方法を身に付けること』ことをテーマとした後半部分では、「点数を上げる1つの前提と7つの鉄則」として、学習を効果的/効率的にするいくつかの具体的な方法論を紹介しました。
例えば、「一度間違えた問題はチェックを付けて、その後も重点的に解く。一方、初めからすぐに解けた問題はその後に必要以上に手をかけない」などは、人によっては意識せず自然に出来ていることでありつつ、こういった方法が習慣化できていないと、意外と全ての生徒が身につけられているものではありません。
より時間を割くべき部分に必要なタイミングで時間を割き、そうでないものはなるべく簡略化すること。こういったことが身に着くだけでも、学習の進め方やその後の結果に大きく影響をしていきます。こういったスキル(知識)は一度身に付けることができれば、もちろん定期テストに限らず活用していくことができるものでもあるため、今後も引き続き伝えていけたらと思います。
また、今回の授業を行った背景として、C.schoolが学習指導において大切にしていることも説明しました。それは、生徒本人たちが「自ら学ぶ力」を身に付けることをC.schoolでは大切にしていること。そのために、具体的には「①学習の計画(やるべきことを決める)②勉強の方法を教える」ことを大切にしているということです。もちろん、生徒たちの学習の過程で分からない問題の解き方を教えることは、前提として引き続き行っていきます。ただ、それだけでは定期テストに限って点数が取れたとしても、その後に活きる力はあまり残らずに終わってしまうかもしれません。
『定期テストは、「目標達成力」を身に付けるチャンス』だとC.schoolでは捉えています。今回のテスト学習を契機として、今後の受験勉強、そして勉強に限らず何かに対して努力していく姿勢を育てていけたらと思います。