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「都立受験の問題傾向」&「振り返り会」

2019-11-29

「都立受験の問題傾向」&「振り返り会」

こんばんは。C.schoolの関屋です。

先日、都立高校を受験する中三生を対象とした受験カリキュラムのレクチャーと、定期テスト「振り返り会」を実施しました。

都立受験に向けて ~都立受験問題の傾向~

都立高校を受験する中三生の生徒たちに集まってもらい、受験カリキュラムに関するレクチャーを実施しました。

今年度の都立高校の受験日は「2/21」。中三生は、内申点に関わってくる期末テストも終わり、あとはいよいよ最後の追い込み!という時期です。

都立高校の受験は、例年「1000点」を満点として、そのうち「700点」が当日の試験点数で決まることとなります。(残りの300点は、学校の内申点によって決まります。)

この数字から、都立受験では「当日の試験点数」が重く効いてくることが分かります。

C.schoolは個人塾であるため、受験に向けた教材をすべて風間と私自身で選び、決定しています。都立問題の過去問から各教科の傾向をそれぞれ分析した上で、各教材会社から頂いた大量のサンプルをもとに、最も効率的に点数アップに結びつく教材を、とにかく時間をかけて選んできました。

都立高校の受験問題は他の都道府県と比べても、受験問題の傾向がはっきりとしています。

一部教科の例を少しだけ上げますと、以下のような内容となります。

国語

漢字+読解問題が中心。漢字は「20点」と他の都道府県以上に大きな点数の割合を占めている。一方、「読み」の問題は中学生で習う漢字であるものの、「書き」の問題は基本的に小学生で習う漢字が出題されている。読解問題は、文章の書き抜きなどは一切出題されない一方で、文章の意味を理解することや、登場人物の心情や状況を問うような「読解力」を試す問題が多く出題される。

数学

点数を取るべき基礎問題と応用問題がある程度はっきりと分かれている。例えば、ある一定の偏差値の高校までであれば、「大問1+大問2(1)+大問3(1)(2)をいかにミスなく解ききり、”61点”を取れるか」が勝負という世界。それ以上の点数を目指すであっても、「次にクリアすべき問題は、大問~のカッコ~」と、「解くべき問題」をある程度明確にすることができる。

社会

暗記的な知識よりも資料などを読み解く”思考力”を必要とする問題が多く出題される。例えば、問題の内容に関する背景知識を持てておらずとも、その問題の資料や数字をしっかりと分析できる力さえあれば、正解できるような問題が毎年3~5問はある。歴史分野では、年号や出来事の名称だけを丸暗記しても意味がなく、どういった順番で出来事が起こっているかの”流れ”を理解していることが必要。

各教科毎にもっとも良いと判断できる教材を選んでいるため、C.schoolではすべての教材が完全に同じ教材会社のもの(一括での購入)とはなっていません。社会なら社会、英語なら英語とそれぞれのベストの教材を選んでいます。また、C.schoolでは生徒ごとの個別カリキュラムとなっているため、どの教材をどこまでやるか、についても一人一人で少しづつ異なっています。

定期テスト「振り返り会」

都立受験のカリキュラムに関するレクチャーの後の時間帯には、中一と中二の生徒たちにも集まってもらい「振り返り会」を行いました。この 「振り返り会」 は、C.schoolの恒例行事の一つです。

定期テストの点数に一喜一憂して終わってしまいがちな、学校の定期テスト。

ただ、中学生にとっての定期テストは「限定的な期間に、集中的な努力をする機会」としても大きな意味を持っていると考えています。

そのため、C.schoolでは定期テスト前に「目標設定会」で一人一人が自分なりの目標とそこに向かう計画を立て、この「振り返り会」では実際の結果(点数)に対して、「何が上手くいったか」→「なぜうまくいったか」、「何がうまくいかなかった」→「どうすれば次回にうまくいくか」を、生徒たちには丁寧に考えてもらっています。

ここまで一貫して行う目的は、次回の定期テスト(もしくは受験)へ”自分なりの気付き”を繋げてもらうことが一つ。(私たちが何かを一方的に教えるだけでなく、本人が経験として自分自身で得る”気付き”こそ、質の高い学びに繋がっていきます)。ただそれだけでなく、目的はもう一つ。定期テストを「限定的な期間に、集中的な努力をする機会」として捉えると、ここから得た気付きが、部活動やその他の様々な場面にも活きる可能性があるはずでもあります。(例を挙げると、もし定期テストの学習を通して「計画性」の大切さに身をもって気付ければ、部活動のトレーニングの仕方なども変わることがあります)。また、「振り返り」によって「うまくいったこと」も整理をすることで、一人ひとりの”自信”も育んでいく意図もあります。

最後に

今回は、「都立受験対策」と「振り返り会」と二つの授業についてその様子を紹介させていただきました。

いよいよ12月となり、私立受験の生徒も含めて特に中三生の生徒たちにとっては限りある残り時間となっています。これは定期テストとも同じことですが、「受験当日に向かって全力で取り組む」という努力自体にも、一人ひとりの今後の人生に繋がる大きな価値があるはずです。モチベーション面を含めてここからの追い込みをサポートし、一人ひとりが志望する高校に導くことができるよう、私たちも引き続き、全力でサポートを続けていきます。

江戸川区平井の学習塾C.school  関屋

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