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定期テストを、受験を、将来役立つ力へと変えていく

2020-03-08

定期テストを、受験を、将来役立つ力へと変えていく

こんばんは。風間です。

昨年、5/20に開講してから、10ヶ月が経ち、最初の中三生の受験も無事に終えることができました。これも一重に私たちとともに歩んでくださる、子どもたち、ご家庭のおかげです。大感謝ですm(__)m

次年度を迎えるにあたり、今後の運営や提供内容を改善し、子どもたちの今と未来にとってより良い塾へと成長すべく、保護者の方々にアンケートを取らせていただきました。大変嬉しいお言葉もたくさんいただき、ますます頑張っていきたいと思いました!本当にいつもありがとうございます。

掲載許可をいただいた方々のコメントはこちらの保護者の声というページに掲載させていただきました!また、ご要望としていただいたお声も真摯に受け止め、今後の改善に活かしてまいります。

さて、今日は、保護者の方からいただいたコメントの一つを紹介し、私たちの「勉強」「受験」に対する捉え方を少し紹介したいと思います。

"(中3・女子の保護者さま)
沢山のお子さんが通塾してる中、娘の勉強だけでなく将来の相談も乗ってくれたようで感謝しています。また、娘が何か作業をする時計画を立てて行うようになったので、これも塾に通ってから変わったのだと思っております。"

このコメントをみたときに、(おこがましいかもしれませんが…)C.schooでの学びが少しでも将来役立つものに変わったかも(!)と思い心から嬉しい気持ちになりました。なぜなら、「勉強」や「受験」はそれ自体が「目的」となり得るかもしれませんが、私はこのプロセスを未来につながる力を育む「手段」に変えたい、そう思って教育の世界に飛び込んだからです。

子どもたちは、ときに「勉強する意味がわからない」「なんで勉強しなきゃいけないの?」「どうせ将来使わないじゃん」といいます。私も言っていたのですごく気持ちがわかります(笑)たしかに、使わないものは使わない。でも教養として一度学んでいるとどこかでつながるし、学ぶことを通して心を育んでくれている。ということはいまだからわかるんですよね。

ただ、自分が大人になって気づいた、中学生・高校生が定期テストの勉強をする意味、受験をする意味の一つが、「目標を立てて計画を立てて自己実現するプロセスを練習すること」「学び方をトレーニングすること」じゃないかということです。

定期テストを通して「80点とりたい。」「現状は60点だ。課題は解き直しがいつも間に合っていないことだ。」「次のテストは5日間早めに勉強を始めて3日前までに問題集2周終えてる計画を立てよう。」そしてその行動を記録し、テストを終えて振り返り、また次の目標を立てる。その繰り返しで、自分の得たい結果に近づいていく。

受験を通して「自分がいきたい学校はどこだろう。」と考える。見つけた志望校に対して「現状は◯◯で〜だけ成績が足りない」「じゃあ残りの期間で・・・をすべきだ」「残りの期間と持ち時間を踏まえて計画を立てよう。」そして、模試や自主テストを繰り返し、振り返り改善していく。その結果、志望校に合格する。

大人になって気づいたことは、どんな仕事に就いても、これと同じこと(近しいこと)をしているように思います。「自分が(会社が)達成すべきことはなんだろう」と考える。現状を把握し、その目標との差分を考え、計画を立てる。そして、それに向けて行動する。定期的に行動を振り返り、改善する。その積み重ねで、得たい結果に近づいていく。

また、大人になっても学び続けなければなりません。新しい仕事をはじめたとき、やりたいこと・学びたいことが見つかったとき、どんなときでも学び方を知っていることが何よりも強い武器になります。

私は、このプロセスを定期テストや受験のプロセスを通じて学んだのだと大人になって気付きました。一方で、「勉強をこなすこと」や「点数で周りと比較すること」だけが目的になってしまうと、得られるはずの力も得られなくなってしまいます。それどころか、時に人と比べて自分を傷つける刃となることすらある。

例え同じ学年であっても、その子の立ち位置や現状は、一人ひとり全く違います。一番危険なことは、その子の現状とその子の目標を理解しないまま、勉強や学校のテストの結果だけに焦点をあて、周りと比較する手段にしてしまうこと。人との比較は、ときに人をモチベートする有効な手段になりますが、その人の心の状況によっては人の自信を喪失させ、自己肯定感を下げてしまう牙となります。ですので、多感な子どもたちと他者との比較を話すときには慎重になる必要があります。

私たちはあくまで、偏差値(相対的な学力の位置付けを把握するものですが)も学校のテストも、第一義としては、その子の成長にフォーカスすべきだと考えています。前回より、学習のプロセスは改善しているのか、目標と現状をしっかり把握できているのか。その結果として、学力が上がっているのか、その子が持つ目標へと近づいているのか。

もちろん、志望校にいくためには競争に勝たなければならないので、そのときに始めて周りの同じ学校を目指している人たちとの比較は必要になってくるでしょう。それでも、一番大事なのは、自分自身の成長だと思います。その目標に対してどんなプロセスを歩み、どんな結果になり、何を学んだのか、そしてこれから自分はどうしていきたいのか、ということです。仮に、周りとの競争、比較だけが目的になったとき、一生それが続いてしまいます。高校にいっても、大学にいっても、大人になっても、常に周りとの点数の比較で生きていくのは辛い。学校社会にいると気づけないけれど、世界は広いから、周りとの比較ではなく、自分が輝ける場所は必ずある。

だからこそ、自分の成長を楽しむこと、「なりたい自分」を考える力を持っていること、「なりたい自分」を見つけたときに達成するプロセスを考える力を持っていることが大事だと信じています。だからこのだれもが通る「定期テスト」「受験」というプロセスを通じて、そんな力を身に付けるきっかけを届けたい。

私たちの創業の哲学は「Create your future 自分の未来は自分で創る」自分の人生にわくわくする人で溢れる社会を目指して、ビジョンを「なりたい自分に出会える塾」としました。ミッションは「子どもたちの学習意欲を育み、主体的な進路選択を支援する。」です。創業時に関屋と考え抜いた私たちの思いです。「定期テスト」「受験勉強」というプロセスを機械的なもので終わらせず、一人ひとりにとって意味のある「主体的に、自分らしく、強く、生きる力を育む手段」へと変えていくために力を尽くします。

コメントをいただき、そんな想いを改めて胸に刻むことができました!

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