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定期テスト特訓を終えて

2020-07-27

定期テスト特訓を終えて

こんにちは。風間です。

7月は定期テストの連続でバタバタしており、すっかりブログの更新も滞っておりましたm(__)m 小松川二中/三中から始まり、吾嬬立花中、小松川一中と、亀戸中を除くすべての中学校で定期テストがあり、怒涛の1ヶ月…

今日は定期テスト対策について振り返ってみたいと思います。

気合いで挑んだ新しい取り組み

今回は、少しでも子どもたちの学習時間を確保しサポートするため、公民館を借りたり、朝勉をしたりと新たな試みも行いました。保護者の方が「子どもががんばっているから、私も起きる」といって応援してくれたりと、ご迷惑をおかけしつつ、その姿勢に子どもたちが救われている様子で、なんだか嬉しかったです。(ただ、保護者のみなさんもお忙しいと思うので決して無理はなさらずにお願いします。)本当にご協力ありがとうございました。

また、ありがたいことに、当初想定していた定員となりましたので、関屋と私でそれぞれの担当学年の生徒一人ひとりと向き合うための時間も確保することができました。

※体験予約待ちをしてくださっている方におきましては、子どもたちには私たちが考えるベストな学習環境を届けたいという思いで運営をしているため、内部の準備が整うまで少々お待ちいただければ幸いです。こちらより予約は受け付けております。

私たちもこの1ヶ月相当の気合いが必要でしたが(笑)、多くの子どもたちが「いままでで一番勉強した」という言葉を口にしており、やったかいがあったなぁと感じられる1ヶ月でした。最終日に「朝勉もう終わりですか?」と言われたときはどきっとしましたが。(笑)今回も、一人の「やりたい!」から始まっているので、次回も希望があればやりたいと思います。(言ってしまった)

たまには環境を変えて勉強するのも良いですね。この写真の日は、長い子で7時間半ずっと勉強してました。もちろん質問対応も実施して質も高められるようにしています。さらにがんばっている子は、このほかの時間も図書館で勉強したりしているようです。自分も中・高のとき、塾がないときは図書館にこもっていたので、ぜひ他の子たちにも有効活用してもらいたいなぁと思います。

振り返りの大切さ

C.schoolではテストを終えたあとに、振り返りシートを記入し面談を実施しています。先週終わったばかりの中学校など、まだ面談を実施していない子たちもいますが、一人ひとりと丁寧に会話をする時間をとっています。

なぜなら、大切なことはプロセスを振り返る習慣づけをすることだと考えているからです。今回、勉強時間に比例して、「いままでで一番」の結果を出せた子もいれば、思ったように結果が出なくて悔しい思いをした子もいます。ポジティブな結果を聞いたときは、私も心の底から嬉しいですし、ネガティブな結果を聞いたときは心の底から悔しいです。でも、結果は受け止め、振り返ることが重要です。(と、いつも、自分に言い聞かせています。)

なぜその結果になったのかを考える。うまくいったことも、うまくいかなかったことも、プロセスを振り返り、次に生かしていかさない限り成長が止まってしまいます。だから、子どもたちには、「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」を言語化してもらいます。私たちはそれを次回に生かせる形にできるように、コーチング的な関わりをするようにしています。うまく引き出せないことや振り返りの重要性を伝え切れないこともあるので、私たち自身のスキルアップも必要ですが、C.schoolを卒業した子どもたちは「自分で振り返りができる状態」になって羽ばたいてほしいと思って、勉強し取り組んでいます。

「振り返ること」を自身でできるようになると、中学校の定期テストに止まらず、今後の人生を向上させる重要な力になるはずです。「だれかに言われたことをこなす力」ではなく、「自分で自分の人生を変える力」だと思うからです。高校でも大学でも、仕事に就いてからも。いかに、自分の行動を振り返り、自分を変えていけるか、目の前の結果のみならず、その積み重ねがより豊かな自分を作ってくれる。

前職の仕事のときに言われたことですが、1日ちょっとでも成長し、昨日の自分の1.01倍になっていたら、1年後には1.01の365乗で37.8倍成長した自分になれる。一方で、ちょっと怠けて、0.99倍になっていたら、1年後には0.3倍になってしまった自分がいる。だから少しずつでも自己を振り返り、改善していくことが重要です。

・・・と、言うは易く行うは難し。子どもたちに何かを伝えようとすると、それはブーメランのように、自分に返ってきます。しっかり自分は振り返れているだろうか、と。

私自身、うまくいったこともあれば、反省点も多い1ヶ月でした。

今回、飛び抜けてうまくいった子へのサポート。コミュニケーションの中でしっかり定期テストに出る範囲といままでの課題を引き出すことができて、その道筋を一緒に立ててあげることができました。課題を明確にできたから、その先のプロセスをきちんと描くことができた。

一方で、悔しい思いをした子へのサポート。いままで順調に点数を伸ばしてきていたから、その延長で学習時間を増やしていけば伸びると思って学習時間の確保に偏っていた。私自身の油断がありました。実際に、定期テストの問題の出方が変わってしまって、応用の問題が解けなかったり。本質的な応用力までサポート仕切れていなかったのだと反省しました。

私自身が、このプロセスをしっかりと振り返り、良かった点は次に生かし、今回の反省点は必ず次回改善していきます。

「良かったこと」と「改善すべきこと」を明確にして伝える

この振り返りのプロセスの中でも、みんな本当によくがんばってただけにこちらも「結果」に一喜一憂してしまう。でも大事なことは、「結果だけ」をジャッジするのではなく、「よかったこと」をしっかり認めてエンパワリングし、「改善すべきこと」を言語化してあげて子どもが自分で「改善したい」と言葉にする機会を作ること。それが私たちの役割だと感じています。表面的な変化ではなく、本質的な子どもたちの意識を変えることを目指して、試行錯誤の日々です。

夏に向けて

7月もあと一週間で終わり、早くも8月になります。定期テストを終えて一息するのも束の間、中3生は、受験生としての自覚を強くもたないといけない時期になりましたので、中3生は連休を使って受験に向けた二者面談を一人45分実施しました。今年は夏休みや部活の引退が遅れているため、特に中三生の受験生のメリハリがつきにくい部分があります。子どもたちが悔いのない1年後を迎えられるように、もっともっと8月から受験モードに入っていけるように、潜在的に「変わりたい」と思っている子が成長できる機会を提供できるように、自分自身ができることは何か。8月は私自身がさらに気持ちを入れて、子どもたちが受験に向けて覚悟を持てるような瞬間や意識を変えられる環境を作れるように、頭と手を動かしてできることは全部やるつもりで取り組んでいきたいと思います。

中1〜2生も、夏休みが終われば、またすぐに定期テスト。1年生は特に、1学期から2学期は大きく差がつくときです。特に、数学や英語は積み重ねなので差が開いていきやすい。また、2年生はこのタイミングで1年生の復習も含めてしっかり復習を行い、次の定期テストの先取りをできるか、今後の伸びの差がつきます。少し受験を意識する機会も増えてきたときに、自分自身が勉強に対する自信をどの程度持てているかで、子どもたちが掲げる目標や姿勢が変わっていきます。

今年はイレギュラーな夏で、子どもたちも自由が奪われストレスもたまっていると思います。精神的なケアも意識しながら、一人ひとりが悔いのない時間を過ごせるようにサポートしていけるように、私たちもがんばります。

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