こんにちは。風間です。
親知らずの痛みがなくなりました。痛みがない生活というのは、こんなにも快適なのかと感動しております。人生、辛いときがあるから、日常にありがたみを感じられます。親知らず抜いて苦しんだ日々も悪くなかったといまは思えます。兎にも角にも、健康第一ですね。今週末のワクチン2回目摂取もまた心配ですが、困難は常に将来の幸せを提供してくれると思っているので楽しみにしたいと思います(°▽°)
さて、今日は、中三生の授業中に話した「習慣化の技術」についてお話します。よく「習慣化しちゃえば良い」という話は聞くと思いますが、一方で、だれもが勉強を習慣化した方が良いのはわかっているけどできない、というのが実態だと思います。私たち大人も同じでしょう。毎日、本を読んだり、運動したり、英語の勉強したり、やった方が良いこと、習慣化した方が良いことはたくさんあるけど、中々できない。大人も子どもも変わらない。習慣化するための具体的方法論が知りたい。
各言う私も、最近、どうも朝起きてからの時間が有効活用できなくて苦しんでいました。目覚めてすぐ起き上がって生産的な活動をしたいのに、布団の中でだらだらしてしまったり。子どもたちに勉強習慣を定着させようと言いつつ、自分がなにも習慣化できていない状態で言っても全く説得力がなく、頭を悩ませておりました。基本的に、私は自分が実際に試して成果が出たことや自分ができていることしか、説得力もって伝えられないと思っています。なので、最近、習慣化について色々勉強してみました。
↓習慣化するときに考えるべきことの全体像がわかるので、この動画おすすめです!
そこで自分が最近やっていてとても効果があると思っていることを紹介しました。
まず、人は「やろうかな、どうしようかな」と選択の余地があると行動に移すのにエネルギーが必要になります。毎日この選択にエネルギーを使っていると続かなくなる。だって、毎日「うーん、歯磨こうかな。どうしようかなー。うーーーん、磨こう!」と考えたりしないですよね。習慣化されていることはもはや無意識的にその行動を選択している状態になっています。目指すは自分の行動の無意識化・自動化です。
明確な目的意識やメリットがあると、自動的に習慣化されていくこともあります。勉強を習慣化できている人は、勉強を習慣化することによって得られるメリットや得られる喜びをすでに体験している人たちである気がします。ここまでいくと経験上、勉強が苦じゃなくなります。一方で、多くの場合、そうじゃないから苦しんでいるわけですよね。そこで、習慣化したい行動を無意識で自動でやる状態まで自分にすり込んでいくために、私が実践している方法論の一つを紹介します。
それは、毎朝・毎晩ノートに書くです。これには二つの効果があります。まず、人は忘れる生き物なので、何度も何度も復習をしないと自分の中に定着しません。繰り返し書きまくることで、「やるべきこと」が自分の中に定着していきます。単語の暗記と一緒です。忘れる前に思い出す。そして、もう一つが、心理学で言われる、人間の特徴である認知的不協和理論を生かすことです。認知的不協和理論とは、人間は、自分の言っていることと行動が一致していないと不快感を覚える、という理論です。例えば、私は「毎日、3時間勉強する!」と宣言し続けているのにできていないと、不快感を覚え、3時間勉強するように行動を変えていくか、逆に「全然勉強してないんだよね〜」と言動を変えるようになっていきます。これをうまく使い、自分がありたい姿を言葉にし続けることによって、行動を変えていくのです。逆に、ネガティブな発言をしていると、その発言に合わせた自分でいないと矛盾を感じて、その発言に合わせた行動をしてしまうので危険です。「私には無理」とか「私は(ネガティブな意味で)◯◯な人間なんだよね〜」とか断定するのはすぐにやめた方が良いです!本当にそうなります。というより、無意識でそうなるように行動してしまうのです。
私は、最近毎朝・毎晩「目覚めた瞬間に起き上がり机に座って、今日やるべきことを書き出す→運動する→新聞を読む」ということ+その他諸々を書き続けているのですが、これが驚くほど効果が絶大です。朝に関しては、こうしなければ気持ち悪く感じるようになってきており、起きた瞬間すぐに立ち上がって行動するようになりました。ノートに同じことを毎日毎日書いているのもばかばかしいように思えるかもしれないですが、本当に侮れない。実際にやってみてその効果を強く感じているので、おすすめです。毎朝・毎晩5分、ノートに習慣化したいことを書く。この習慣だけは根性でやり切ってください(笑)
あと、「◯◯をする→その結果〜〜になる」という未来の結果までコミットして書く方が良いですね。例えば、「毎朝・毎晩、30分英文の音読をする→3ヶ月後、模試で◯◯点を取る」みたいな感じです。そこに近づいて行かないと、不快感を覚えるので、行動が変わっていきます。
と、こんなことを紹介し続けてるのも、受験生に本当に英語の音読を頑張ってほしいんですよね(笑)英語の音読を習慣化したら未来が絶対変わると信じているからです。(自分は高校時代に音読を習慣化して人生が変わりました。)引き続きあの手この手で子どもたちの学習にポジティブな影響を与えられるように取り組んでいきたいと思います。
ぜひ、保護者の方々もお子様と一緒にチャレンジしてみてください!