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「読解力」育成講座のご感想

2021-09-09

「読解力」育成講座のご感想

こんにちは、関屋です。

中学生の試験対策についてブログを書きましたが、続いて小学部のお話しになります!

C.schoolの小学部では、算数などの勉強を進めていく「総合学習」コースと、「読解力」育成講座の二つのコースを用意しています。

このそれぞれの内容については、昨日に風間の方でアップしている動画で詳しく説明しているのでこちらを御覧いただけたらと思いますが、今回このブログでは「読解力」の講座についてご紹介していきます。

「読解力」講座は、今年の6月に開始して今月で4ヵ月目。この講座を開始した時の背景については、こちらで書かせていただいていましたが、その後のことについてはあまり書けておらず…。この「読解力」講座では、そもそも具体的にどんなことを普段やっているの?と疑問の方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、この「読解力」講座に焦点を当てて、お話しを進めていきます。

「読解力」講座の受講によって、子どもが成長できること

この「読解力」講座をご受講していただくことで、子どもたちが成長していける要素としては、「小学校、中学校、その先の将来を下支えする読解力を身に着けることができる」「多くの語彙を学び、習得することができる」「本を読むことが好きになる」「本を自然と早く読めるようになる」といったことです。

実際に現在、読解力講座に通ってくれている子たちの声の一部としては、次のようなものがありました。

“「楽しい。本を読むのが自然と早くなってきた」小学5年生の女の子”

「いつも話さない言葉もたくさん知って、正しい言葉をどんどん覚えられる」小学6年生の男の子”

まず前提として、(総合学習コースも同様ですが)、この「読解力」講座も、子どもたちにとって間違いなく「楽しい」内容となっています。そしてそれと同時に、読解力として、本質的に大切で必要な力が、着実についていけるものとなっています。

「読解力」講座の進め方

それでは、この「読解力」講座は、具体的にどんな内容、流れで進めているのかご紹介していきます。

まず最初に、子どもたちはC.schoolにある本棚から自分の興味のある本を選んで、それを読み進めていきます。

この本を読み進めるとき、ただ読書するのではなく、専用の読書アプリを使って本の内容のナレーションを同時に聞きながら、その箇所を目で追って読書を進めていきます。これが、いわゆる「速聴読」という読書の仕方です。

ナレーションを聞きながら読書を進めることで、本の内容を深く理解し、ストーリーを想像しながら楽しく読書を進めることが可能です。

また「速聴読」では、ナレーションの速度を自分で設定し、そのペースに合わせて読み進めることができます。

最初は多くの子どもたちが「1.0」倍速程度で読書を開始するものの、徐々に慣れてくると、「1.6」倍速や「1.8」倍速、早い子だと「2.0」倍速以上のペースで読書を進めていくようになっていきます。「速聴読」のナレーションのスピードが早くなっていくごとに、子どもたちは読書そのものが自然と早くできるようになっていきます。

「語彙」の獲得と、文脈理解

この「速聴読」による読書と併せて連続的に行っていくのが、「読書ワーク」です。

読書ワークでは、言葉の意味に関する問題、つまり語彙に関する問題が中心に構成されていますが、ここで出てくる言葉は、すべて本のストーリーの中で扱われている問題で構成されています。

つまりこのワークで出てくる言葉が子どもにとって初めて触れる言葉であった時に、その言葉が出てくる本の該当文章を読んだ上で、その言葉の前後の文脈から、意味を考え、学ぶことができます。

言葉の意味をただ丸暗記しようと思うと、子どもたちにとって辛い勉強ともなりますが、本の文章を読みながら、その前後の文脈から言葉の意味を推察して考えていくことで、ただの「暗記」でなく、一つひとつの言葉への理解を伴った記憶ができるようになります。

言葉を覚えるだけでなく、前後の文脈から言葉の意味を類推することを通して、文章を正しく読み取る「読解力」を鍛えていくことができるような仕組みとなっています。

夏休みに行った「読書感想文」講座

また、この「読解力」講座の特別プログラムとして、夏休みには「読書感想文」講座を行いました。この講座では、普段の授業と同じく「速聴読」の方法で読書を行いつつ、読書が終わり次第、専用のワークシートを使って作文を書き上げていきます。

ワークシートを使って書いた作文については一人ひとりにフィードバックを行い、最終的に一つの作文へとまとめ、完成をさせていきました。

「読書感想文」講座のご感想

今回の「読書感想文」講座には、普段からC.schoolにご通塾してくれている子を始めとして、ご通塾生のご姉弟や、今回初めてC.schoolに来た子など、多くの子どもたちが夏休みに参加をしてくれていました。(定員を迎えてしまっており、ご参加を断念される形となってしまった方については申し訳ございませんでした…)

その中でいただいていたご感想を、少しばかりご紹介させていただきます。

本人が読書感想文に対して抵抗がありましたし、親としても書かせるのが大変と感じておりましたが、毎日様子を聞くと「ちゃんとできそう!」と自信を持って取り組んでいるようで安心しました。5日連続の受講も苦ではなさそうで、楽しく受講できました。小学4年生女子の保護者様

感想文を完成させるための全体像がイメージできたので、やる気が続き最後まで楽しかったようです。(本人が楽しそうに流れを説明してくれました笑)小学3年生男子の保護者様

書き方ルールが分かったことで、自信を持って感想文に取り組んでいた。後日読書感想文に困っている妹に「一番心に残った場面はどこ?」「私だったらどうしたい?」など感想文を書くポイントをふまえ、アドバイスしていた。完成した感想文は、段落の展開が唐突な部分もあったが、続けて学習できれば小論文を書く際にも役立ちそうでした。小学4年生女子の保護者様

説明して頂く内容がとてもわかりやすかったようです。全体的に、毎日とても楽しく通うことができ、充実した時間をありがとうございました。小学5年生男子の保護者様

最初は親に推されて渋々…という感じでしたが、実際通い始めると先生が優しくて苦手な作文がとても楽しく出来たと満足しておりました。通塾を通して自分で考えてやることや学習に対しての姿勢など成長を感じました。いい経験になりました。小学4年生男子の保護者様

この他にも、嬉しいご感想をたくさんいただきました。アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

普段の「読解力」講座ももちろんですが、この「読書感想文」講座についても、来年も引き続き実施をしてければと考えています。

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