こんばんは、関屋です。
中学3年生が入試へ向けて受験する「Vもぎ」。今年度のその最後の一回が、本日終わりました。
このポスターを貼った時には遠い先に感じた記憶がありましたが、あっという間ですね…。あっという間にここまでの全てのVもぎが終わり、受験本番までも残り僅かとなりました。(都立入試の場合はここから残りは5週間。私立入試の場合は、推薦の子は今週から早い学校で入試がスタートしていきます)
今日はVもぎが終わってから、中学3年生たちが自己採点と解き直しに来ていましたが、先週に受験したVもぎの帳票、現在の偏差値と志望校判定が返ってきていましたので、本人たちに一人ずつ渡していきました。
何人かの子ども達は、先週分、そして本日分のVもぎの結果を踏まえて最終的な都立の受験校を決定しなければなりません。現時点の志望校判定、志望校に対する自分の気持ち、どれだけリスクを取ってチャレンジするか、もしくは、もしも落ちてしまった場合の併願校でも自分が良いと思えるか…。受験校を決定するには、数多くのことを考えなければならず、同時に、それを最後は自分で決めなくてはならず、中学3年生の子ども達にとって、初めて自分の進路を決める機会の中にある本人にとって、重く苦しいタイミングだと思います。またそれは同時に、ご家族にとっても同じことだと思います。
ここで、どれだけ考え抜いて自分なりの答えを出すことができるか。正解がないなりに、どんな考え方で自分で決めきれるか。今日も受験校に迷う状況の何人かと話していて、進路という意思決定をすることの重さと、それに何とか向き合おうとする様子に何度も触れました。…辛く苦しいタイミングですね。
最終的な受験校の決定は、ご家庭の方針の中で、最後は本人自身がするしかないのですが、むしろその決定に、人生にとって大きな意味があると思うのですが。ただ、その決定に至るまでの今の過程において、何にせよ納得感を持って本人が選択することができるよう。この受験の一年間の最後の局面、本人たち、そしてご家庭ともお話しをしていけたらと思います。