こんにちは、関屋です。
ある先週の日、卒塾生の子が塾に来てくれることがありました。
いま塾に通っている中学三年生の子の一人が、ある二つの都立高校で受験校を考え中。ただ、そのうちの一つの高校は、見学会の先着申し込みで予約をなかなかとることができず、まだ実際にその高校に行けていない…。そんな状況にありました。受験校を決定しなければならない時期が近づいて来ている中、少しづつ焦りのようなものもあったと思います。
ただ、その見に行けていないという高校は、昨年の塾の卒業生が受験に合格して進学した高校でもありました。
その状況を、卒業生の子に塾の方から連絡して相談したところ、「高校のこと、塾に行って直接話しますよ」との返事が。部活動や勉強などかなり忙しい日々を送っているようでしたが、その合間を縫って、塾に来てくれました。
中学三年生の子には事前に先輩に聞きたいことを考えておいてもらいました。それに対して一つひとつ丁寧に、かつ現役でその高校に通っているならではのリアルなことを話してくれていたと思います。
また、その卒業生の子は昨年度の年次報告会で受験を振り返ったプレゼンを行ってくれていたことがありました。
そこで、この日に都合が付いた&その都立高校に特徴が近い高校を受験する子たち何人かに向けて、話をする時間も取ってくれました。
「昨年のこの時期は、一日をこんなスケジュールで勉強していた」「この教科は、~~なやり方で進めていた」「この時期、~~はきつかったけど、~~にして頑張れた」
3月の年次報告会の時にも、プレゼンとして話をしてくれていたものもありましたが、中学三年生の子たちにとっては今のタイミングだからこそ、より響くものがあったと思います。
塾を卒業した子が、またこうして塾に来てくれることは嬉しい機会ですね。
こうした機会が中学三年生の子たちに何か伝わるものがあり、また同時に、今回話をしてくれた卒業生の子にとっても、また何かのきっかけとなるような時間になっていればと思っています。