こんにちは、関屋です。
早いもので、12月となりました。2023年も、もうすぐですね。
中3の子どもたちの高校受験が近づいてきたことと同じく、小6の子どもたちの中学入学も徐々に近づいてきました。今回は、そんな小6(新中1)の学習について書きたいと思います。
塾に通ってくれている小6の子どもたちは、現在、↓のようなカリキュラムで進めてきています。
普段の塾での学習では、まずは学校の授業の先取りを。先に塾で学んだことを、学校の授業で学ぶ。自分が事前に理解できていることを学校の授業で受けることによって、学校の授業が、より受けやすくなれるようにと進めています。
そして、この「先取り学習」もそろそろ完了。ここからは、小学校の算数の総まとめとして、算数全範囲の診断テストを行い、「苦手単元」として出てきたものに対して、仕上げの復習をしていきます。
「苦手単元」として出てくる内容は、一人ずつによって異なるので、この仕上げの復習のカリキュラムや、それに必要な時間はバラバラです。ただ共通するのは、中学校に上がったときの「数学」でつまづいてしまうことのないよう、今の時点で「穴」として残っているものはしっかりこの段階で埋めていくこと。
この復習が終わったあと、徐々に年明けからは中学校の「数学」や「英語」の先取りを開始していきます。中学校に入学して授業が始まったときには、「これは塾でやってきたところなので、大丈夫」と本人が感じられる状態を作っていきます。
小学校から中学校に進学することは、さまざまな点で変化が大きく、子どもたちにとって不安に感じることは多いはず。そしてその中の一つとして、「学校の授業にちゃんとついていけるか」という声も多くあります。中学校の予習を通して、その不安を解消できるよう、中学進学に向けた不安なことを一つでも事前に減らしておけるよう。そうした考えから、このようなカリキュラムのもと進めています。
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この「小学校の授業先取り→小学校の苦手単元復習→中学校の授業先取り」の流れは小6の子どもたち共通ではありますが、そのペースは一人ずつによってまったく異なります。その子の学力の状況や塾に来る回数、もしくはこの冬の時期にご入塾いただく小6の子どもたちも例年多くいますので、そういった様々な状況にあわせて、その子にあったカリキュラムを進めていきます。
中学生や高校生のように、「受験」があるわけではなくても、中学進学に向けて一つの節目を迎える小学六年生の子どもたち。この大切な時期に、一人ひとりに合った内容を、適切に進めていけたらと思っています。