江戸川区平井の個別学習塾 C.school の2月号通信です。今月は、都立推薦で自分と向き合い対策した中3、私立単願推薦に合格した生徒など、推薦入試での挑戦をお伝えします。コラムでは入山が「賢くあるより優しくあることの難しさ」を、関屋は「合格の事実と同じくらい、入試までの努力の過程に価値がある」という思いを自身の経験を交えて綴っています。
都立推薦お疲れ様でした!(中阪)
1月26日に都立推薦入試がありました。Aさんは、入試前に小論文と面接の練習を行いました。対策を通して「中学時代に頑張ったこと」や「高校生活をどのように過ごしたいか」など自分自身のことを深掘りすると同時に「なぜこの高校に入学し、ここで高校生活を送りたいと思っているのか」という気持ちを繰り返し何度も確認しました。自分自身と真剣に向き合い自発的に対策に取り組むAさんの姿を見て大きな成長を感じました。Aさん含めて受験生の皆さんが自身の志望校への思いを強くし、最後まで走りきれるように、引き続き共に闘っていきたいと思います。
私立単願推薦に合格!(入山)
先日、私立単願入試を受験したみなさんから合格の報告をもらいました。
合格おめでとうございます!これまで毎回の定期テストから面接練習、志望理由作成まで本当によく頑張ってきていたと思います。この過程の中で「自分でも数学ができるようになってきたと思う」など自身で成長を実感し言葉にしてくれていることを嬉しく思います。
高校でも自信を持って進んでいけるように、中学最後までそれぞれの目標に頑張っていきましょう。
過去問演習!私立大学一般入試開始!(藤井)
1/13(土)と1/14(日)にかけて大学入試共通テストが実施され、1月の終わりには私立大学の一般入試の受験がスタートしました。また受験生は12月〜冬期講習〜1月にかけて、各々の志望校の過去問演習を行ってきました。Cくんは日本史の過去問演習で、間違えた部分の復習を何度も繰り返した結果、最初60点台だった点数が2回目でなんと100点まで上がりました。過去問演習に入る前もCくんは日本史を本当に頑張っていたので、頑張りが成果となって出てきて本人にとっても大きな自信になったと思います。
あとはみんなが実力を出し切れるように祈るばかりです。みんながんばれ!
〜 教育の道をゆく 〜(入山)
私立単願、都立ともに推薦入試が終わりましたね。
受験した皆さん、お疲れ様でした。推薦入試を受けてみた感想はいかがでしたでしょうか。
受験当日の出来具合や結果についてなど皆さん、それぞれに思うところはあるかと思います。
ただ今回の推薦入試は皆さんにとって、自分の将来について考えてみたり、過去の努力を振り返ったり、自らの強みと弱みを見つめたりと自己理解を深める機会になったのではないでしょうか。
私は、受験を通して皆さんが自分自身と向き合ってくれていることをとても嬉しく思っています。
今回の推薦入試の準備期間も含め、今年度受験生の皆さんが涙する姿を何度か目にしました。
理由は様々ですが、悩み苦しみながらも逃げることなく自分なりに前に進もうとしてきた証だと思います。
私の大切にしている言葉(戒めとしても)に「賢くあるよりも優しくあることの方が遥かに難しい」という言葉があります。
私は自身をよく理解し受け入れていくことは、自分の中に安定した心と余裕を生み、他人を思い感謝できる強さを育むことにつながると思っています。
この1年、受験生の皆さんが賢くなるだけではないとても大切な時間を過ごせているのではないかと感じる瞬間にたくさん立ち会うことができて嬉しく思います。
この受験という機会が、自分を知っていく機会の一部として残り、そしてそれを支えてくれている人が身近に必ずいるということを忘れずに残りの期間も一緒に頑張っていきましょう!
そしてこれから先も、自分自身と向き合うことを恐れず、進んでいってくれることを願っています。(入山)
入試までの過程にある価値(関屋)
入試本番の時期に突入しました。
高校受験は、私立を単願推薦で受験した子たちの合格が無事に決まり、都立推薦入試での合格も出ました。大学受験も共通テストが終わり、ここから各大学の一般入試が続いていきます。子ども達も、私たち自身も、そしてきっとご家庭でも、一日一日の重みを感じる日々の中にあると思います。
1月27日。昨年に高校受験を終えた高校1年生の子たち3人に時間を作ってもらい、中学3年生たち全体に話をしてもらう機会を作りました。当時、最後の一か月間でどのように過ごしたか。受験当日の過ごし方やその時の心境。合格発表の瞬間。悔いなくやりきってもらうため、昨年度の経験を振り返ってお話ししてもらいました。刺激とメッセージに溢れることをお話してくれてましたが、中でも「あの一か月の経験は、今の自分を支えてくれている」という言葉は個人的にも印象的なものでした。
3人の話を聞いている中で、あることを改めて考えました。
それぞれが「合格」した事実そのものももちろん素晴らしいのですが、それと同時に(もしくはそれ以上に)その子たちが受験当日までに過ごした日々、その努力の過程にきっとその子たちの人生にとって大きな意味があったということです。
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個人的に、毎年この時期になると思い出すことがあります。
私が受験生たちを初めて受け持った年のある中学3年生。
もともと高い素質を持ちつつも、なかなか頑張り切ることが出来なかったその子は、ある時から大きく変化しました。誰よりも早く塾に来て、帰宅するのもほぼ毎回最後。自分を誘惑するものはすべて排除。受験勉強を「やりきった」と思います。一方で、その子が目指したのはその時点の学力に比べて高い目標の高校。学校の先生や、保護者の方から、そして私も含め「本当にその高校で良いか」と何度も問われました。もっと合格の可能性が高い、着実な選択肢もありました。それでも、絶対にそこを目指すと口にし、頑張り切りました。
そんな姿を常に見ていたので、私も人一倍の時間を割きました。私に出来ることは全てやりきろうと思っていました。
ただ結果的に、その第一志望の高校には不合格。着実に学力は伸びてきていたものの、僅かに届きませんでした。それでも、その子の入試までの過程には大きな意味があったと思います。自分が意思を持って選択した高校に対して、最後まで目指し切ったこと。もともとの頑張り切れなかった自分から、やりきれた自分に変われたこと。そうした姿を通して、周囲から応援と尊敬を自然と集める人に変わっていました。
私に今でも悔いがあるのは、その努力の価値を、受験前のタイミングでその子に伝えられていなかったことです。後からそれを伝えても、当時それはその子にとって慰めのような言葉にしかきっと聞こえなかったんですよね。受け取っていた期待と時間の大きさに比例して、その結果を受けた時に、私に対する申し訳なさも強く抱かせてしまったと思います。
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現在、多くの受験生が通ってくださっています。大部分の子たちが第一志望に合格できる一方、正直なところ、そうではない入試の結果を迎える子が出てしまうこともあります。ただ、そういった子たち程、それまで本当に頑張ってきた子たちでもあったりします。他の選択肢もあった中で、チャレンジした末の結果でもあります。合格そのものの価値と同じくらい、それまでの日々は、その子たちの将来の糧となっていくはずです。必ず。
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いまの受験生たちの関わりの中でも、常にこのことを感じています。もし最終的なものが望まない結果であったとしても、その過程自体にも大きな意味があること。進路に対してたくさん悩んだこと。自分で色々と考えながらここまで勉強を進めてきたこと。努力を積み重ねてきたこと。この受験を通じて、人として成長したことがあるはずです。それに対して、自信を持ってほしい。もし万が一、これからの受験の結果が最も望むものでなかったとしても、意味がなかったなんて思わないでほしい。もちろん、入試までに身に着けた学力それ自体も高校進学後の自分を支えてくれるはず。それを本人たちに知ってほしく、少し長くなってしまいましたが書かせてもらいました。
一方で、私たち自身の立場を考えると、その役割はあくまで子ども達を「合格」に導くことです。それが塾の仕事です。過程の価値の話はあったとしても、それを美談として責任逃れをすることはできません。当然のことですが…。
今年は例年以上に高い目標を目指す子たちも多く、緊張感のある日々が続いていきます。
入試まで、残りあと少し。講師一同、出来ることをやりきっていきます。(関屋)
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