江戸川区平井の個別学習塾 C.school の7月号通信です。今月は、数学で目標を超え96点を取った中3、課題を自覚し行動に移す中1など、定期試験を通じた生徒の成長をお伝えします。コラムでは関屋が「目標が高いほど達成が難しい、という錯覚」を登山にたとえて解説し、あえて高い目標に挑戦することで可能性が広がるという考えを紹介しています。
中3のAさん、壁を乗り越え定期考査の数学で90点台を獲りました!(中阪)
中学生の皆さん、新学年最初の定期考査お疲れ様でした。長い時間塾で自習を頑張ったり、夜遅くまで問題を解き続けたりする皆さんの姿を見つつ、一緒に取り組んできました。中3のAさんはこれまで塾でも数学を頑張り続けてきて点数は上がってきたものの、目標点の80点にあと一歩のところで及ばないという中で今回の定期考査に臨みました。今回はなんと96点。今回の点数アップはこれまでの取り組みに対して振り返りを行い、行動、習慣の改善に愚直に取り組んでくれた努力の賜物だと思っています。Aさんだけではなく成功体験(大小とわず)をともに喜べるように、子どもたちの成長を信じて関わり続けたいと思います。
試験期間の取り組みや過ごし方の振り返り(入山)
定期試験、お疲れ様でした!特に中学1年生の皆さんにとっては初めての定期試験でしたが手応えや取り組みはどうでしたか?中1のBくんですが、この試験期間の中で最長時間の参加時間で頑張ってくれていました。この試験期間の中でBくんから「〜がよくないからもう少し来る時間増やした方がいいかな?」「〜がまだできないけど大丈夫かな?」「そしたらもう少し来て頑張る!」とそんな言葉をよく話してくれていました。参加した時間が全てではなく、何より自分の抱える課題について少しでも認識して行動に移す姿がとても素敵な姿に見えました。今回の試験の振り返りを通して、小さくても一つ一つのことを次に繋げる、そんな力を身につけてもらえたら嬉しいです。
中2のCさん、苦手な証明問題に取り組み、数学で大幅点数アップ!(藤井)
中2のCさんは、元々数学に課題感を持っていて、中でも証明問題などの「思考・判断」の部分が苦手と言っていました。ただ授業の中で証明問題の型を一度覚えると「やってみたら意外と簡単かも」と言ってくれて、何度か練習するうちに「証明の方が簡単」と言えるほどに伸びていきました。その結果、期末試験では証明問題もほぼ正解でき、点数も20点近く伸びました。点数以上に、今まで苦手だと思い込んで、真剣に取り組んでこなかったことに改めて取り組み、「意外とできた」という実感を得られたことに大きな成長(変化)があったのだと思います。「苦手」は単なる思い込みかもしれない。そんな気づきがあったなら嬉しいです。
〜 今月のコラム 〜(入山)
だんだんと日が長くなってきて日中はかなり暑くなってきましたね。
中学生は、年度初めの定期試験が終了して少し落ち着き夏休みが待ち遠しく感じる頃かと思います。学年によっても様々かと思いますが、この夏は皆さんどのように過ごしますか?
私事ではありますが、この夏は帰省をする予定です。
今年に入って、かつての教え子たちから「出産してお母さんになったよ!」や「念願の旅行会社に就職できて楽しく仕事できてる!」、「新しいバイト始めたんだけど、覚えることが多くて大変…」などいろんな報告をもらいました。そんな報告をもらうたびにとても時の流れを感じますが、お祝い等も含めて帰省したら集まったりもする予定です。
近況の報告を聞いていたりすると昔話に花が咲くことも多く、今となっては笑い話ですが一人一人の大変だった時期のことを思い出します。当時の悩みはそれぞれではありましたが、今でも報告をくれたりする子たちの多くは共通して「独り」という感覚を強く感じて悩んできた子たちばかりです。そういった過去を持った子たちが成長して大人になり、仕事や趣味など様々な自己表現を通じて世の中と繋がって、新しい人間関係を築いて楽しく日々を過ごしている。話を聞くたび、いつもそんなことに嬉しさを感じています。
自分自身も学生時代のアルバイトから以前の職場も含めて、講師という仕事を通して、たくさんの人と繋がってきました。自分にできることや自分にとって大切にしたいことって何だろうとかそんなことを考えたりしながら、人と繋がり、そしてその繋がりのおかげで今の自分があります。
みなさんの受験や勉強も、きっと自分にできることって何だろう?したいことって何だろう?と自分をより知っていき、その先世の中と繋がる自己表現をしていくための過程なのだろうと思います。また同時に周囲への感謝の気持ちも忘れずに、周りの人たちとの繋がりを大切にしながら歩んでいってくださいね。そんな過程の中で、そのお手伝いが少しでもできれば嬉しいなと思っています。
目標が高ければ高いほど、達成が難しい」という錯覚 (関屋)
先日中学生の試験期間が終わりましたが、定期試験では「目標」についてお話しをすることが多くあります。目標とするテストの点数や、目標とする内申など。今回のコラムでは、「目標」に対しての一つの考え方をご紹介させてもらいます。
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それは『「目標が高ければ高いほど、達成が難しい」という錯覚』というものです。
登山を例として説明をさせていただきます。
東京で登山といえば、高尾山。関東では、筑波山。日本で一番高いのは、富士山。
ある登山を始めたばかりのAさんは、初めての登山として高尾山を登りました。
なんとか頂上までたどり着けたものの、自分の足で頂上まで登るとけっこう大変。
「高尾山でこれだけ大変だと、筑波山、富士山なんて無理だな」と思っています。
一方で、同じく登山を始めたばかりのBさんは、いきなり富士山にチャレンジしました。
途中の山小屋で一泊しながらの二日間の登山は厳しいものではありましたが、なんとか頂上に到着。
「大変だったけど、富士山を登れたんだから高尾山や筑波山も登れるな」と思っています。
結果として、Aさんは「富士山なんて登れない」、Bさんは「どんな山でも登れる」と思っています。
ただ、もしAさんも偶然友達に誘われるなどして富士山から登っていれば、実はBさんと同じく「どんな山でも登れる」と思うことになっていたかもしれません。でも、高尾山から登り始めたが故に、そうとは思えなくなってしまった。
つまり、低い目標から一つひとつ上を目指していくと、もっと上の目標を必要以上に難しく感じてしまう。
一方で、高い目標にチャレンジすると、意外にもそれを乗り越えられた時に大きく可能性が広がっている、とも言えます。
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私個人の話ですが、小学生の時に毎年父親に(無理やり)連れられて富士山を登っていました。
当時は苦痛だったのですが、でも当時の経験があるので「本気出せば、今でも富士山登れるはず」とも感じています。
でももし今、今の年齢になって初めて高尾山を登っていたら、「富士山なんて無理」と感じてしまっていたかもしれません。
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「目標が高ければ高いほど、達成が難しい」というとやや極端な言い方でもありますが、登山の例のように、きっと必ずしも間違ってはいないとも思います。
これは何事においても同じこと。勉強でも同じだと思います。
英単語テストを毎回10個ずつ暗記していたら「100個なんて到底無理」と思ってしまうかもしれないですが、一度覚悟を決めて100個覚える経験をしてしまえば、それからは「10個なんて余裕」と思うようになるかもしれません。
試験前、土日の勉強時間を「1時間→2時間→3時間…」と増やしていると、「受験生になったらもっと長い時間勉強するなんて無理」と思ってしまうかもしれないですが、いっそ一度8時間勉強をしてしまえば、「意外といけるな」なんて思えてしまうかもしれません。
部活でも一緒。厳しいトレーニングの量を少しずつ増やしていくと、「そんなメニュー無理」となってしまいますが、一度思いっきり厳しいメニューをこなしてしまえば、日々のメニューが少し楽に思えてくる。
一つひとつ下から目標を積み上げていくことももちろん大切ですが、一つの考え方として、「2,3個上の目標を達成する」ことにもチャレンジしてみる価値はあると思います。
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数年前、当時中3だったある子と「〇〇高校って、私の富士山だと思いますか?」「〇〇高校は高尾山ですかね?」そんな話をよくしていました。夏前の、ちょうど今くらいの時期でした。
「まだ受験まで時間もあるし、せっかくだし富士山目指してみたら?」
「もし届かなくても、それを目指していたら冬には高尾山は余裕になってるかも」
当時の会話を懐かしく思います。最終的に、その子は富士山を登り切りました。
受験生の皆さんに限らずですが、目標設定の考え方としてぜひ参考にしてみてください。(関屋)
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