江戸川区平井の個別学習塾 C.school の11月号通信です。今月は、苦手な数学を朝4時起きで克服し30点以上伸ばした高1、自分で思考してから質問する中3など、生徒たちの前向きな取り組みをお伝えします。コラムでは伸びる子に共通する3つの成功要因(素直さ・自己肯定感・継続を楽しむ姿勢)、そして受験生が抱く「不安」との向き合い方を取り上げています。


腐らずに前向きに頑張り続ける(中阪)
高校生の定期テストが10月にあり、高1のAさんは高校入学後から苦戦していた数学の対策に特に力を入れて取り組みました。問題集は何周も取り組み、自分で解いて分からなかった問題を全てリストアップし質問してくれるなど、貪欲な姿勢で頑張ってくれました。テスト前には朝4時に起きて勉強をしているという話もしてくれました。その努力の甲斐もあり、数学Ⅰ・Aともに前回よりも点数は30点以上アップ。高校入学当初は定期テストでなかなか点数が取れず苦労する時期もありましたが、Aさん自身、テストの点数や順位を見て落ち込むのではなく、常にポジティブに主体的に素直に地道に取り組んでくれています。今回のことできっかけを掴んだり自信を付けてくれたなら嬉しく思います。
急がば回れ(入山)
前回の模試を返却してから中学3年生のBくんには、勉強に向かう姿勢や取り組みに変化を感じています。分からないところを、教科書で調べたり、「なぜこうなるのか?」、しっかりと自分で思考をした上で質問をしてくれるようになりました。一見基本的なことに思えますが、この流れを丁寧に踏めないことは非常に多いです。たとえ自分で思考したことで多く時間がかかったとしても、この試行錯誤の時間こそが理解を深め、思考を育てます。今はスマホやAIが身近にあり簡単に思考の過程を省くことができます。段々と考える=面倒になりつつある時世ですが、遠回りに見える学びの価値を大切にしてほしいと思います。
出来ることはなんでもやる!(関屋)
二学期期末試験に向けて、数学を頑張っている中3のCさん。今回は「二次関数」が試験範囲の中心となってますが、塾で使っている教材のすららやiワークを使ったその範囲の学習をあっという間にすべて終えました。塾に置いてあるそれ以外のワークももうすぐ3冊ほど終わり、塾にある教材を全てやりきってしまいそうな勢いです。「できることはなんでもやる」「悔いを残したくないから全部やり切りたい」。そんな言葉も口にしてますが、それを体現している行動だと思います。シートに書いた試験前の参加予定の約100時間、時間としても内容としてもCさんならきっとやりきっていけそうです。
中3 受験前説明会を開催しました
中3受験前説明会(高校1年生との進路相談会)を開催しました。前半は中3の入試までの学習の進め方について関屋の方から説明を行い、後半は中学3年生の子ども達の受験勉強や高校に関する質問に対して高校1年生の子達に答えてもらう内容となりました。高校1年生は昨年度にC.schoolで受験を乗り越えていった子ども達です。
youtubeで当日の内容が観れるようになっていますので、中学3年生以外のご家庭も是非ご覧ください。
〜 今月のコラム ~(中阪)
塾講師というお仕事の中で、子どもたちと関わっていると、驚異的な成長を遂げる子と毎年出会います。「定期テストの点数が1教科で30点以上上がった子」「内申点が受験生の1年間で「9」上がった子」「元々は勉強嫌いだったのに、いつの間にかスイッチが入り勉強が大好きになった子」元々の学力や成績はそこまで高くはなくスタートが出遅れていたとしても驚異の成長を遂げる子もいます。そのような子どもたちはもちろんそれぞれに性格や能力はみな異なりますが、「成功要因」のようなものはいくつか抽出できるように思います。先日、高校1年生に彼らの自らの受験を振り返り話してもらう機会もあったので、私が思う「成功要因」について3つ考えてみようと思います。
1つ目は「何事に対しても素直に取り組める姿勢」です。「今の〇〇くん(さん)はこういうところが課題だから、△△を頑張ってみようか?」と提案するとまずは素直にやってみることができる人は伸びやすいなと思います。提案しても「いや、めんどくさいからいいです」と言って拒絶したり、口ではやりますと言っても実際は行動に移さない人は伸びない印象です。「とりあえずやってみる」をできる子は、素直に取り組んでくれる姿勢もあり、こちら側がもっと応援したくなり、より有益なことを提供したいと思ってもらえるところもあるので「得をする性格・人間性」を持ち合わせていると言えるかもしれません。
2つ目は「自分に対しての評価が高く、ポジティブである」です。「頑張った分だけ成果がついてくる」という確信を持っており、かといって慢心や怠慢などもない。「どうせ自分はやったってムダだ」そういったネガティブな発言が口に出てしまうような子はどうしても成長速度は遅いと感じます。
3つ目は「継続的な努力ができる。またその努力を楽しめる姿勢」です。最初は言われたからとりあえずやるという様子だったものの(「とりあえずやる」は1つめの素直さとも関わっているかと思います)、頑張り方が分かり、自分から率先してコツコツと頑張れるようになる。嫌々取り組むというよりも努力すること自体を楽しむことができていると感じる子はみるみる上達していくように思います。「努力=苦しいこと」と考えていたり、スマホや目の前の快楽に流されてしまう人は「努力することの楽しさ・充実感」をまだ知ることができておらず、もったいないなと感じます。
これらの成功要因は持って生まれた先天的なものではなく、後から身につける姿勢や考え方でもあると思います。「偶然的な成功」を待つのではなく、声かけなどで意識的にモチベートすることで子どもたちの成長へと結びつけることが塾講師の腕の見せ所だと思っているので、子どもたちの成長に出会えるよう私自身も努力していきたいです。
「不安」の正体と向き合い方 (関屋)
二学期期末の定期試験が近づいて来ました。中学3年生の子ども達にとっては、受験前最後の定期試験です。
受験生である子ども達にとっては、今は入試当日に向けた意識がより徐々に強くなっていく時期にあると思います。
先日、模試の結果を返却した時に、中3の子と「不安」な気持ちについて話すことがありました。
その時の会話が「不安」というものについて、私自身改める考える機会ともなりました。
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塾で仕事をしていると、多くの受験生の子達と、その子が抱える不安な気持ちに触れることがあります。
「自分は行きたい高校に行けるのか」。「今のままで良いのか」。そういった気持ちが大きくなる中、「最近、不安に感じてしまうんです」など「不安」をネガティブなものとして捉えた言葉にもたくさん触れます。
ただ「不安」という感情がネガティブなものかというと、必ずしもそうでない解釈もできるようにも思います。
そもそも、なぜ人は「不安」になるのか。理由の一つは、(学習面での不安としては)、自分が理想とする未来やありたいと思う未来と、現状の自分との間に存在している差の存在を意識することにあると思います。
自分が行きたい高校に合格するには、これだけの学力や成績が必要であるけど、今の自分はこうだから。
自分が行きたい高校に合格するには、きっとこれだけの努力が必要であるけど、今の自分はこうだから。
そういった理想と現実の差をより鮮明に考えるほどに、不安な気持ちは増すものかもしれません。
目標に対しての自分の立ち位置や状態を客観視できているが故に、不安な気持ちを抱えているのだと思います。逆に言えば、未来や今の自分のことを真剣に考えられていなければ、不安な気持ちはそれほど湧かずに、なんとなく現状に満足して終わってしまうこともあると思います。
不安な気持ちを抱えているということは、それだけ自分自身の未来と現在に対して、自分事として真剣に向き合えている証であると思います。
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私の好きな言葉に「二ーバーの祈り」というものがあります。『神よ、変えられるものにはそれに立ち向かう勇気を、変えられないものにはそれを受け入れる冷静さを、そして両者を見分ける知恵を与えたまえ』というものです。
不安な気持ちは誰でも自然に湧いてくるものであると理解する。むしろ不安を感じられているということは、それだけ自分が真剣であるとも理解する。その上で、(その不安な気持ちに対して抗わずに受け止め)、自分がすべきこと(自分の手で解決、改善できること)は何か考え、ただそれに取り組む。
受験という機会において、人が学べることはたくさんあると思っています。不安な気持ちとの向き合い方も、きっとその一つであるとも言えるはず。この受験という機会を通じて、人生の中でも大きな経験を得てもらいたいなと思っています。(関屋)
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