江戸川区平井の個別学習塾 C.school の通信 vol.39 です。今月は、中学3年生が朝から夕方まで5教科の入試対策に取り組んだ夏期講習の全日程を終えた様子をお伝えします。コラムでは、中阪が受験勉強のモチベーションとして紹介した「他喜力(人を喜ばせ、それに喜びを感じる心)」を起点に、関屋が「誰かのための行い(利他)が同時に自分のため(利己)にもなり、その両者が一致している状態」の大切さについて綴っています。

夏期講習の全日程が終了しました。夏期講習の期間中、中学3年生の多くの子どもたちは毎日朝9:30から15:40までの間に5教科の入試対策を行いましたが、一日の終わりには中阪の方から中学3年生の子ども達全体に向けて数分間の話が毎日ありました。
話の内容は日によってさまざまです。全員が集中して学べる環境をつくるための塾での過ごし方に関することもあれば、学習そのものに関することも。勉強のテクニック論的なことよりも、学習との向き合い方や人としてのあり方が、その中心でした。
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そうした話の中の一つに「他喜力」という言葉の紹介がありました。「他喜力」とは、「自分以外の他人を喜ばせる力、そして人を喜ばせることに喜びを感じる心」のこと。
学習に向き合うモチベーションとして、自分自身のためだけでなく、周りで支えてくれている人たちのことを思って頑張る。中阪自身の中学3年生の頃の経験も交えながら、子ども達に話をしてくれました。
「他喜力」という言葉自体は私は初めて知ったものだったのですが、その考え方にはとても共感するものがありました。
「他喜力」の話に重ねて、私なりの言葉で言うと「利他と利己が一致している」ことが大切だと思っています。
利他というのは、周りの人のために行うこと。利己というのは、自分自身のために行うこと。
利他の心を持ち、周りの人のためになる行動をすることは大切だと思います。一方で、自分をすり減らしながら誰かの期待に応え続けること、誰かのために自分の身を削り続けることは、簡単なものではありません。
「利己的」と言うと「自己中心的」とも解釈されてしまいがちですが、私はこの「利己」も大切に思います。
もちろん利己を優先して利他をないがしろにすること、他者に迷惑をかけるような自分のためだけの行動は避けるべきです。
ただ、誰かのための行為(利他)でありつつ、それが同時に自分自身のため(利己)にもなっている。それが利他的な行動を続けられる原動力になるんじゃないかなと思っています。
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子ども達の受験勉強は、子ども達自身のためのものです。「他喜力」や「利他」の考えのもと、誰かの期待に応えるためだけに頑張る必要はないはずです。自分自身のこれからのために頑張るべきだと思います。
ただ一方で、自分自身の努力が結果として誰かを幸せにしている。自分のために頑張っていた勉強が、支えてくれている人たちへの報いとなっている。自分のため(利己)であった勉強が、誰かのため(利他)ともなっている。利他と利己がいつのまにか一致している、そんな状態が理想的なのかもしれません。
支えてくれる誰かのことを頭の片隅に置きつつ、自分に意識を向けて残りの期間を過ごしていってくれることを願っています。(関屋)
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