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常に改善!関わる子どもたちに他にできることはないか?

2021-08-06

常に改善!関わる子どもたちに他にできることはないか?

こんにちは。C.schoolの風間です。
さて、C.schoolは本日で夏期講習前半戦を終え、一旦お盆休みに入ります。

休み期間は、私たちにとっても一人ひとりが自分自身の在り方を見直す期間でもあるため、毎月月末に行っていることではありますが、このタイミングで塾生のみんなからアンケートを取りました。

主に、自分たちの運営上の目標設定として、以下の項目をMAXに高めることを目指しています。(もちろん、学力向上についても別途目標設定しています。)

  1. C.school に来ることは楽しみですか?
  2. C.schoolに通うことで、前に比べて自分は勉強が出来るようになっていると感じていますか?
  3. C.schoolに通うことで、勉強のやる気は上がりましたか?
  4. C.schoolの先生の説明はわかりやすいですか?
  5. C.schoolの先生に質問はしやすいですか?(中学生は「C.schoolの先生は、自分のことを理解していると感じていますか?」)

また、アンケートでは、その他気になることや困っていることを聞くようにしています。これらのアンケートは、子どもたちから私たちへの通知表であることに加え、自分たちが気づかない問題に気づくためのヒントになります。というのも、C.schoolに通ってくれている子どもたちからの評価は、ありがたいことに基本的にはかなり高い状態をキープできています(身内にいうのも何ですが、講師陣の並々ならぬ努力もあり!)が、入ったばかりの子や最近元気がない子からの何かしらのサインが隠されていることがあるからです。数値そのものだけでなく、毎月アンケートをとることで、子どもたちの数値の変化にも注目しています。先月、「通うのが楽しい」に対して10段階中10だった子が、今月7になっていたら、何かあったのかな?何か運営や関わりの上で問題があるのかな?と振り返り改善します。運営上の問題であれば全体で改善していきますし、個別の問題であれば、個別の関わりで解決をするよう努めています。そんな積み重ねをしていくと、例えば通塾開始1ヶ月以内のときから3ヶ月後では、通塾に対する満足度が大きく変わっていきます。

今日は私自身も、この夏力を入れて取り組んできた受験生の英語授業の前半戦が終わるため、アンケートを実施しました。教員時代から続けていることですが、定期的に「全体的な満足度」「わかりやすさ」「理解度」「オペレーション」について確認を行い、授業改善に生かしています。(もちろん最終的な授業の評価は、模試の成績など、生徒の学力向上の成果という覚悟で取り組んでいます。)

ただ、もう教員からずっと続けてきていますし、最近外部のセミナーに登壇することも多いので、たくさんアンケートをいただくのですが、基本的にみんな良い評価をつけてくれるんですよね(笑)回答者側の心理に立つと、余計なこといって嫌われたくなかったり、せっかく準備してやってくれているからと忖度してくれている部分もあるんじゃないかと思っています。でも自分では気づいていない部分に対して、否定的な意見ももらえないと、成長が止まってしまう。

そんな危機感があり、「改善のために厳しめに回答してほしい」「できるだけ改善点にフォーカスしてほしい」ということを前提として伝えました。その結果、去年よりも改善された授業のはずなのに、評価は去年の4.6から4.1に落ちました(笑)声かけ一つで基準が変わってしまうので、数値そのものにはあまり意味がないですね。去年の子たちからももっと引き出せることはあったかもしれないな、と少し反省です。注目すべきは、アンケートの数値そのものよりも、数値の変化や子どもたちの声と学力の結果なのだなと改めて思いました。

“黒板の内容をノートに写しているときに説明を聞き逃してしまうことがよくあるので、できれば授業のスピードをもう少しゆっくりにしてほしいです。”

とコメントしてくれた子が、「先生、すいません。ちょっと意見書いちゃいました」と言ってくれたのですが、「もう全然すいませんじゃない!むしろごめんなさい&ありがとう!」と伝えました。本当にありがたい。一人が感じていることは、口にしているかいないかの違いで、大抵何人かの人が感じているもの。後半戦、改善して取り組みます。

一方で、

“SVOCの区別がついて、学校の宿題でも、『私は食べたりんごを昨日』みたいに頭の中に自然に出てくるようになった”

“今まで分からなかった文型が今回の授業でだいぶ分かるようになったので嬉しいです。”

“音読をすれば化ける”

こんな声も出てきて、今回の授業の目的であった「文型(語順)の理解」と「音読のやり方(大切さ)」を伝えることついては、わかりやすく伝えられているようでした。こちらは、理屈ややり方はうまく伝えられたので、結果が出るまで継続する仕組みを作ることが私に課された試練です。

本当に、子どもたちからの声ほど貴重なものはないですね。本音を引き出すためには、信頼関係こそが大切だと思っておりますので日々のコミュニケーションもますます大切にしていきたいと思います。

あと、中3生の7割が英語の勉強が楽しい!と答えていたことには感動。そして嬉しい。楽しいを力に変えるサポートをしたい。

さて、お盆休みは、子どもたちからのアンケート結果のメモを元に、私自身が出会った子どもたちに関われる時間の中で少しでも価値を届けるためにできることを考える時間にしたいと思います。

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