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受験へ向けた一年間の始まり

2021-05-05

受験へ向けた一年間の始まり

こんにちは、関屋です。

現在、C.schoolには15名の中学3年生がいます。塾としての新年度は3月からスタートしていましたが、4月から、中学校によっては早速春休み開けに「復習テスト」という位置づけの定期試験が行なわれていたりと、中学3年生たちにとって、来年の高校受験へ向けて本格的な「受験生」の一年間が始まりました。

中学3年生のカリキュラムの一環としてこれまで行なってきたことを、振り返りを含めて今回は少しまとめていきたいと思います。

①4/3 中学3年生 学習説明会

4月7日に行なった学習説明会は、中学1年生から中学3年生まで、学年ごとの三部構成としてそれぞれ内容を変えて開催しました。ここでは、中学校三年生を対象としてお話をした時の様子を少し公開していきます。

このオンラインで行なった学習説明会は、C.schoolに通塾中の子どもたちはもちろんのこと、ご都合の許す限り、保護者の皆さまにも参加をしていただきました。

高校生以上のお兄さんやお姉さんのいるご家庭にはすでにご存じな内容も少なくなかったかもしれないですが、受験の基本的な仕組みから、C.schoolとしての志望校を目指す上での考え方、これからの具体的なカリキュラムの全体像などを説明しています。

また、この学習説明会の中では、実際の模試の帳票なども使いながら、学校の内申点が具体的にどのように入試に使われていくのかについても説明しました。(ただ内容として、少し難しい箇所などもあったかと思います。中学3年生は、7月からVもぎを受験していくことになるので、都度その時にまた具体的な見方などは説明をしていきます)

まだ部活動の引退も迎えておらず、中学3年生の子たちが学校などで感じている周囲の空気感としては、「受験」を自然的に意識できるような状況にはまだそれほどなっていないのが実際かと思っています。

ただ一方で、来年の受験へ向けた残りの期間として、すでに約10か月弱であること。(それはあっという間に過ぎていくこと).。全体的な中学校3年生の学習時間が増えてくる夏以降と比べて、いまの期間から頑張っていることが、今後偏差値などの数字に対して跳ね返りをもたらしていくこと。こうしたことは、(当然のことながら)これから人生で初めて高校受験を迎える中学3年生の子たちにとっては実感を持ちづらいところもあるはずです。

受験へ向けた時間の大切さを経験則から理解している大人の立場からして、(そして私の講師の立場として)、今の時期になかなかスイッチが入らないような子に対して、もどかしさを感じてしまうことはあります。ただ、中学3年生の目線で、受験勉強そのものに対して、もう分かっていること/まだよく分かっていないこと、すでに自分事となっていること/まだ自分事になっていないことがあるはず。

大人としての経験則から感じている今の期間の重要性を、その言葉の背景を省略してしまった状態で、子どもたちへ伝える(勉強を強制する)のでなく、全体を見たときの今の期間の位置づけやそこでやっておくべきこと、具体的な学習の仕方などをなるべく具体的な情報や事実として伝え、子どもたち自身がより自分事として現在の状況を認識し、行動を開始できるようにサポートしていけたらという考えがこの説明会の背景にはありました。

②4/1~4/7 中学3年生 復習テスト対策

定期テストとして「復習テスト」が行われる中学校があることから、またC.schoolの春期講習が午後から開始のスケジュールでもあったため、春休みの午前中などに補習の位置づけとして塾を開けていました。

春休み中のこの期間、3年生たちの多くは日々学校の部活動があり、また夜の時間帯にはC.schoolの春季講習も毎日あるような状況にありました。そうした中にあっても、部活と被っていない限りは午前中から塾で試験勉強を進めている中学生3年生たちの様子があり、日によっては「午前中の塾での試験対策→午後の学校での部活(やクラブ)→夜の塾での春期講習」と、限られた時間を有効活用して、身体的にハードなスケジュールのなか頑張ってくれていました。

③4/11 中学3年生 第1回目模試&4/25ホームルーム

C.schoolの中学3年生が受けていく模試として、年間を通した第一回目にあたる模試を塾内にて行いました。今後、中学三年生は一年間を通して「Vもぎ」などを何度も受けていくこととなりますが、(まだVもぎは開始していないため)今回は別の企業が行っている全国模試を塾内にて実施しました。

年間を通して、C.schoolの中学3年生は基本的に7回の模試を受けていく予定としています。今回はその第一回目。今回の結果によって何かが決まるわけではないものの、これからの10か月のスタートラインとして、いま自分がどこに立っているのかを数字として認識をすること。その認識をもとに、これからの時間をどのように学習を進めていくべきなのか。そうしたことを伝え、一緒に考えていくために、模試の返却と併せて4/25には、中3生たちを対象としたホームルームを行いました。

中学3年生のこれからの時間の使い方の考え方としては、「志望校決定」と「入試対策」と「内申点対策」の三つが基本となっていきます。

そのそれぞれをどのようなスケジュールで進めていくべきなのか、それぞれの時期に応じてそのどれに注力をすべきなのか、といったことを説明しています。

年間通したカリキュラムについて説明をしつつ、まずは目の前の進め方としてどのように学習をしていくべきか。多くの子たちがまだ部活動もあり、現時点では受験勉強に割いていける時間がそれほど多くない状況の中、具体的な直近の進め方として「6月の定期テスト」をまずは一つの目標として意識し、そこに向けた学習を進めていくことを基本的な考え方として説明していきました。

そしてホームルームとしてこれらを伝えた上で、では具体的に一人ひとりは、どのような内容をどのような計画でもって学習していくのか。直近にゴールデンウィークの連休を控えている状況にあったため、その中で自分がどのように学習を進めていくか、自ら計画を立ててもらい、その内容について確認する面談の時間を一人ひとりと設けていきました。

ぼかしを入れてるので分かりづらいかと思いますが、学習計画のシートに対して自分で計画を立ててもらいます。またその際の計画の立て方として、「なるべく頑張る」「できるところまでやる」といった曖昧な内容ではなく、「〇〇ワークの〇〇ページまで終わらせる」など、具体的な数字を使った明確な目標を全員に立ててもらいました。(これによって、それが達成できたのか/できなかったのかも後から適切に振り返りもできるようになります)。

ゴールデンウィークが終わりまた塾の授業も再開しますが、このゴールデンウィークにどれだけ取り組めたのかその振り返りとともに、もう一か月後と迫った6月の定期テストへ向けてまたここからリスタートしていきたいと思います。

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