こんにちは。C.schoolの風間です。
C.schoolでは一学期に一度、三者面談を実施しています。今週が面談ウィークだったのですが、今回は1月以前から通ってくださっているご家庭を対象に実施させていただきました。
また、4月からは授業時間以外の時間で(水曜日or授業時間後などで調整)、中学生を対象に毎月一人ひとりと個別面談を行います。(小学生は状況に合わせて都度コミュニケーションをとります。)目標設定・学習状況の確認・悩み相談などを通じて、本人が継続してモチベーション高く学習できるようにサポートします。すべては、一人ひとりが「なりたい自分」や「やりたいこと」を思い描き、成長していくプロセスを支援するためです。一つのゴールとしては、「本当にいきたい志望校」を見つけて「合格」する「主体的な進路選択の実現」をともに伴走します。
目標達成に向けて、限られた時間で一人ひとりの人生により深く関わるため、今回の面談からは通年で、新中三生を私が担当し、新中一・二生は関屋が担当することにしました。小学生は二人で担当を割り振っております。もちろん、学習指導や普段の関わりは、今まで通り二人で力を合わせて全員と向き合っております!
さて、今日は今週1週間の三者面談を通して感じたことを少し書きたいと思います。毎回思いますが、終わったあとは、「保護者の方々の想いを聞けてよかった。」「もっともっと価値を高めないといけない。」という強い思いが湧き立ってきます。お忙しい中、ご足労いただいた保護者のみなさま本当にありがとうございました!(お菓子や消毒液などお持ちいただいた方々、本当にありがとうございました。美味しくいただきました!&大活躍してくれています!あまりお気遣いなさらないようお願い申し上げますm(_ _)m)
想いを共有し、ともに歩むということ
面談では、私たちから、定量的な学習の成果(テストの結果や学校の成績)、定性的な学習習慣や学習方法について成長した点や改善点、進路についてなど、情報共有はもちろん行いますが、できるだけ保護者の方々のお話をお聞きするようにしています。なぜなら、子どもたち一人ひとりがより良い未来を築けるようサポートするために、保護者の方々とも、ともに歩む存在である必要があると思っているからです。
今回もたくさんのお話を伺いました。
例えば、学習面では、「家ではこうなんですが、もっとこう風にするべきだと思うんですが・・・」「うちの子はこういうミスが多くて、どうしたら良いと思いますか」「あまり家では話さないんですけど、塾ではどうですか」など様々なご相談を受けます。よく子どものことを観察して、心配して、できるようになってほしいということを心から願っているからこその言葉。また、特に私は新中三生を担当していることもあり、進路の話もたくさんしましたが、「あなたのことだから、自分で決めないとね」「私はあなたにはこういうのがあってると思うけどどう思う?」「目的を持って進路を決めないと後悔するからね」などなど、たくさん心配しながらも、子どもの意志を大切にされている姿、より良い未来を願っている姿を目にし、とても温かい気持ちになりました。
(時に、保護者の方々からみたら、子どもの様子をみていてもどかしさを感じることもあると思いますが、、、(^^;)
すべての保護者の方々が共通しているのが、「子どもの可能性を信じていること」「子どもにより良く生きて欲しいと願っていること」です。そのような想いに触れることができて、とても嬉しい気持ちになりますし、同時に、身が引き締まります。なんとか力になりたい。そのような想いを持っている方々が、大切なお子さまの教育の一部として、C.schoolに入れてくださり、ともに歩んでくださっている。こんなに嬉しく、ワクワクすることはありません。
授業料をお支払いただくということ
今回の面談は、学年が上がることもあり、契約の更新の手続きもさせていただきました。そのプロセスの中で、年間の授業料についてもご説明しました。
塾としての取り組みの話からは脱線し、私自身のことになってしまいますが、人生の中でこの1年ほど「お金の意味」について考えたことはありません。
会社員として働いていたときも、公務員(教員)として働いていたときも、法人も含めたたくさんのお客さん(公務員のときは国民の税金)から集めたお金の一部を給料としていただいていました。具体的にはだれからもらっているのかわからないお金が決まった月に決まった金額で支払われていたので、その意味について深く考えることはありませんでした。今思えば、自分自身の意味付けする力も足りてなかったのかもしれません。
しかし、いまは全く違います。目の前の保護者の方が一生懸命働いて稼いだお金を、子どもの未来への投資として、C.schoolに使ってくださっている。直接お話している目の前の方から、直接お支払いいただくということ。それ以上の価値を生み出したい、生み出さなければならないと強く強く感じています。こんなにも、お金に対して意味を感じることも、覚悟が求めらることもありませんでした。誠実に料金を示したいと思っていることが、年度当初にご説明している背景ですが、同時に、しっかりと自分の口で説明することで、私自身もその意味について本気で考え、強い覚悟に変わりました。大事なお子さまへの投資をC.schoolにしてくださって心から感謝しています。次のまた1年、お子さまの未来に全力を尽くします。
子どもたちのより良い未来に貢献したい
そしてなによりも気になるのは、面談中の子どもたちの表情です。明るい表情の子も、少し不安げな表情の子も。共通しているのは、C.schoolに通ってきてくれている子どもたちは、「もっとできるようになりたい」「もっと成長したい」そんな思いを持っている子どもたちばかりです。
教員としては300人くらいの様々な生徒と関わってきましたが、C.schoolを開塾して以来感じていることは、C.schoolに入塾してくれる子どもたちの特徴として「自分がいきたいと思った」「もっと通いたい」と自発的に塾にいく子が多いということ。もちろん、きっかけは保護者の方がチラシを見つけたとか、webページを見つけたとか、そういうことは多いですが、無理矢理入塾させられた子はいません。教員時代、よく子どもたちから「親に塾に行かされてる」なんて話もよく聞いていたので、少し驚いていますが、そんな前向きな子どもたちと関われてとても嬉しいです。
それはつまり、一人ひとりがそれぞれの思いを持ち、C.schoolで勉強したいと思い、「もっとできるようになる」「何かが変わる」と信じて入塾してきてくれているということだと思います。状況はそれぞれですが、面談では一人ひとりがそんな言葉や表情を見せてくれます。
その期待に応えられるようにサポートしたい。卒塾するときに、「通ってよかった」「成長できた」「本当にいきたい志望校を見つけて、合格できた」と感じてもらえるように。将来、振り返ったときに「C.schoolで学んだことが生きている」「あのときの経験で人生が変わった」少しでもそんなことを思える瞬間を生み出せるように。私たち自身が、もっともっと考え抜き、学び続け、行動をやめず、成長し続けます。
三者面談にお越しいただき、本当にありがとうございました。子どもたち、保護者のみなさまから、ご相談を受けて励ますつもりが、いつもこちらもたくさんのエネルギーをいただいています。