こんにちは。C.schoolの風間です。
先日の英検で、中2生2人が英検3級の1次試験を突破したので、2次に向けてスピーキング対策を開始しました。教員時代から取り組んできた対策の取り組みをカリキュラムとして落とし込み、本格的に指導を開始したので、その内容を少し紹介したいと思います。
英検の面接の流れを知る
英検3級では、入室〜自己紹介〜黙読〜音読〜質問回答〜退室と基本的な流れがあります。その中身を見ると、「入室」「自己紹介」「退室」の挨拶など、準備しておけば必ず話せるものと、「黙読」「音読」「質問回答」とテスト毎に違うものがあります。まずは、この前提と中身をカリキュラムに沿って説明していきます。
徹底した実践練習
前者に関しては、流れに慣れておくことが大事なので、基本的な英文を教えた上で、考えなくても自然と言葉が出てくるまで練習します。ただ覚えるだけでなく、本番でも自然と言葉になる状態が大事なので、実戦形式で練習していきます。
後者の実際の受験問題に関しては、パターンを教えた上で、数をこなしていきます。英検の質疑では、5問出題され、3問が問題文に関すること、2問が自分自身のことについての質問され、似たような表現やパターンの出題が多いため、こちらの問題集などを使って7回分トレーニングします。
4〜5回トレーニング&フィードバックを繰り返すと、1次突破している子どもたちはかなりの確率で合格レベルになりますね!
将来を見据えて使える英語に
上記のように、英検対策として、合格するための対策カリキュラムを組んでいますが、将来使える英語にすることを意識しながら指導をしています。英検はあくまで、「英語を使えるようにするため」の手段でしかありませんし、英語は「将来の選択肢を増やし、人生を豊かにするため」の手段だと思っています。
私が中学校で英語教員をやったのも、いま英検対策として英語指導をしているのも、すべては子どもたちが大人になったときに、一つの手段として、英語を使って人生の選択肢を増やして、よりわくわくする、豊かな未来を切り開いて欲しいから。手段は英語だけではないけれど、私自身は、留学や海外事業に関わった経験を通じて、英語の可能性を心から信じています。
具体的には、「使える英語」にしてあげたいという思いから、発音の指導などもしています。写真は、正しい発音の、舌の動きを教えているところです。
英検3級のレベルでは、発音に関しては高いレベルは求められませんが、英検3級を突破し、今後も英語力を伸ばし、将来英語を使って活躍する子どもたちを想像すると、教えたいことがいっぱいありますね。自分が、アメリカに留学したときに、かなり勉強していったにもかかわらず、発音が悪すぎて全く伝わらなかったので… 特に発音は少しずつ教えていきたいと思います。
ということで、「未来を切り開く手段としての英語」「将来使える英語」を英検対策を通じて、指導していきたいと思います🇺🇸🇬🇧🌍